Mike Stern With Victor Wooten & Dave Weckl




Mike Stern With Victor Wooten & Dave Weckl なんて、とんでもないコンビがオークランドのYoshi'sレストランに来るってことで見に行ってきたよ。毎晩2回のステージを4晩連続でこなすみたいだけど、3人とも(サックスのサポートも入れると4人)ハードに演奏してた。
このYoshi'sというレストランは和食、主に寿司の場所なんだけどかなりアメリカ人向けにアレンジされているので、日本のものを期待しては行けない。建物もおしゃれでいい雰囲気だし、レストランの奥は350人くらい入れるコンサート会場になっていて、ここもいい感じの建物だった。こじんまりしたところで、音質も悪くないのでベイエリアで1、2を争うJazz系のクラブってのもうなずける。
Mike Sternは必殺のテレキャスター(ヤマハ製?)をディストーション、ディレイとボリュームペダルくらいしか通さずアンプ(フェンダーツイン?)に直結の様子。このセットを見るとギンギンな音を想像してしまうけど、すげえマイルドでエッジのないいつものSternサウンド。ギターのボリュームとトーンポッドをやたらと調整しながら弾いていたからこいつらとあとは腕でダイナミクスを調整するのは本当に見事だった。
この人、もっとJazzな人かと思っていたけど、上のテレキャスターは遠目に見ればキースかスプリングスティーンが使っているのと同じだし、ギターの位置も低ければ来ているものも黒ずくめ、ソロでは時々ペンタトニックで燃え上がるし、相当のハードロック魂を持っていると見た!
音がひずんでいると言っても、きちんとピッキングしているからそれぞれのノートはクリアに聞こえるレベルで、早いフレーズもクリアに熱く弾きこなしておりました。
もう一つたまげたのはベースのVictor Wooten。噂には聞いていた凄腕だけど、何がどうなって音が出ているのか理解できないものなんて久しぶりに見たよ。短い時間にスラップの音がとんでもない数出てくるんだけど、どうやら右手の指全部?を使って強くピッキングしてスラップしているようで、それと親指も合わせてタイミング良く弾くと独特のとんでもない音数になるみたい。あと、タッピングもサトリアーニみたいな指板の上を8本の指で歩くみたいにバラバラとやってなんか本当にベース超人選手権チャンピオンの世界だった。
もちろんDave Wecklの音数(っていうか3人ともだよなあ)もすごくて、2本の腕でどうやってそんなにドラムから音が出てくるのかってな状態。
うー、もう書くのも疲れてきたのでこの辺で。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: Mike Stern With Victor Wooten & Dave Weckl

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.omaken.com/mt-cgi/mt-tb.cgi/2943

コメント(2)

Mongo :

おお、MikeStern。
何度も見に行きましたね、一時期。
そのころは、ドラムがデニス・チェンバースというこれまたとんでもない人とやってました。
Victor Wootenという人は知らないすが、すごいようで。

Mike、相変わらず、膝小刻みにカクカクしてますか?ステージ衣装は黒Tシャツ黒ジーンズですか?

やってましたよ、カクカク。乗ってくると止まんないっすよね!
衣装もモンゴさん指摘の通り!上下真っ黒黒助で、遠目にはJeff Beckみたいな髪型だし、C++の有名な本をたくさん書いているScott Meyersにそっくりだと同僚が大喜びしてました。
自分もWootenについては知らなかったですが、ソロとかいろんな活動をしているみたいですよ。

コメントする

このブログ記事について

このページは、Mickが2004年3月 5日 23:55に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「AMA開幕戦 Daytona Mar 04」です。

次のブログ記事は「AMA Daytona 200 2004」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.291