米澤 穂信の儚い羊たちの祝宴を読みましたよ。
話の時代がいつ頃なのか明確には書いていない(と思う)のですが、おそらく大正~昭和初期だと思って読んでいるのですが、時代が持つ暗さと、ミステリーという舞台なのですが、なぜかコミカルな話に仕上がっているのがさすが米澤穂信ですよね。
短編集なのですが、全編に出てくる「バベルの会」という謎の読書サークルもなんでこんなに変な人ばかり集まってしまうのか、という気がする。
最後の表題作もその「バベルの会」をメインにした話で"なに!?"という終わり方が好き。
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