モナドの領域 | 筒井康隆 (20231023読んだ)

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81bF6j92y8L._SL1500_.jpg筒井康隆のモナドの領域を読みましたよ。



2015年に出た時点で「筒井康隆最後の長編」という惹句だったので、読むのが怖くて読んでいなかったのですが、ついに読むことに。
なんというか、ここに来て全知全能の神を書くのか!? というところがやっぱり筒井康隆すげーなーという感じ。
エディプスの恋人でも似たような概念が出てきますが、あれは母性を伴っていたので、今回のGOD(と呼ばれます)は超然としていて僕はこっちのほうが好きかも。
ちゃんと哲学的なところも織り込んであるところも流石です。