スティーヴン ウィットの誰が音楽をタダにした? 巨大産業をぶっ潰した男たちを読みましたよ。
作品の説明を読んだときに"mp3の開発秘話か"と思っていて、読み始めたら実は配信用圧縮技術の開発、レコード会社の動き、リーカーの存在と3つが絡んで音楽業界が変わっていく、と言う話でした。
リーカーというのが僕としては結構新鮮で、"買ってきたCDをリッピングしてアップロードする人っているよねー"くらいのイメージだったのですが、実はちゃんと組織があってヒエラルキーもあって、メンバーが音楽業界に食い込んでいたために発売日以前にアップロードする事もできた、と言うところがすごい。
そして一番ビックリしたのはmp3とAACを開発したのは同じ組織だということ。AACはアップルがゴリ押しをしていたのでてっきりアップルが開発したものかと思ってました。
最終的にはどの業界も時代に合わせて柔軟にスタイルと変えていくというのが大事ってことか、と思わされました。
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