古舘伊知郎トーキングブルース「言葉2022」(20221203見た)

古舘伊知郎トーキングブルース「言葉2022」を見てきましたよ。

古舘伊知郎がトーキングブルースというライブをやっている、ということはずーっと昔から知っていたのですが、チケットの発売前に告知を見たので見に行くことに。(どうやら1988年からはじめたらしい)

古舘伊知郎がずーっと2時間話し続けるというライブで、本当に休憩もなしで話し続けるし、ライトも話に合わせて切り替わっていくので、構成もきっちりしていると思われ、これはただのトークショーじゃない!という感じ。

話の内容は、ここ数年やっている大学での授業の話から、首相の言葉の移り変わりの話になって、新人時代の全日プロレスの話に、最後はアントニオ猪木との話になっていくという、話の流れもかなり練られている感じ。

話の中でこれは!と思ったのは
・言葉は民主主義であるから変わっていくものである
・政治家の言葉のみだれは、そのうち民へと広まっていく

そういえば古舘さんってプロレスの中継で有名になったんだー、昔はゴールデンタイムにプロレスやってたよなーと数十年ぶりに思い出しました。そしてプロレスの話題になると湧く高齢の団体がそこかしこにいたので、「あ、なるほどその頃からのファンが多いのか!」と変に納得。

なんか面白い体験でした。