さとがえるコンサート2020|矢野顕子(2020/12/13見た)

71sJMgzK9IL._SS500_.jpg矢野顕子のさとがえるコンサート2020を見に行ってきましたよ



今年に入って初めてのコンサートで、かつバンドスタイルのライブも一回だけになってしまった矢野顕子のさとがえるコンサート。
セットリストはこちら ( http://jkism.com/ay/pages/l_sato20.html )
バンドのメンバーは3年目となる林立夫(drums)、小原礼(bass)、佐橋佳幸(guitar)のお三方で、20年以上一緒に演奏されている方たちなので演奏が良くないわけがない、という感じ。

今回の選曲は配信があるからなのか、比較的ベストヒット的な選曲なっていてお茶の間で見る人にも優しい感じでした。
その中でキラリと光るのが「Paper Doll(山下達郎)」,「津軽海峡・冬景色(石川さゆり)」のカバー2曲。Paper DollのR&B感は小原礼さんのベースがぐいぐい引っ張っていってる感じで大人じゃないと(笑)難しい演奏。津軽海峡・冬景色はリハモがすごくて、サビでいきなりすこーんとメジャーコード(多分)になるところがもうほかの人には真似できない領域まで来てるなと思います。
新曲ももちろんありまして「愛を告げる小鳥」「遠い星、光の旅」は今回のバンドメンバーで録音されていたのでなるほどーという感じでしたが、「大家さんと僕」はもともと弾き語りだったのをギター主体のバンドアレンジにしていて僕はこっちのほうが好きかもしれません。

というわけで、会場でのオペレーションも色々大変そうでしたが、今年も見られてよかった。