矢野顕子 さとがえるコンサート 2019 (20191208見た)

61J-buQpOfL._SL1000_.jpg矢野顕子のさとがえるコンサート 2019見に行ってきましたよ。


昨年に引き続き林立夫、小原礼、佐橋佳幸という手練のメンバーでの演奏でした。
ご本人は「今年はリリースがなかったので、自由に曲を選びました」とのことで、たしかに初めて聞く人にも優しい選曲。
でも結構新しいアレンジが施されていて、Welcome To Jupiterのファンク調とか、春咲小紅のスカ風味とか、バンド編成で初めて聞くSuper Fork Songとか、フォークになったDavidなど、結構今までなかった感じのアレンジが多かったのではないかと。

ゲストの小田和正氏は2003年のさとがえるコンサートでも見たのですが、会話の間とかなかなか不思議な感じになっていたり、曲の出だしでチューニングを忘れていたことを思い出すなど、こ・・・これは、と思ったものの、歌い出すとさすがのハイトーンですごいとしか表現しようがないです。
お二人の懐かしい場なしもなかなかおもしろかった。

昨年からレパートリーに入った山下達郎の「Paper Doll」がこれまたなかなかにこなれてきて、というか去年とちょっとアレンジ変わったかも。これもうびっくりするくらい格好いい、いや、9月に見た山下達郎も格好良かったんだけど、とても同じことを歌っているとは思えない変わりよう。

12月でNHKホールの前が青の洞窟で浮かれモードになっていたりで、年末を感じたコンサートでした。

写真はSuper Fork Songのアナログ盤