目録5号を製作中です。
できることなら、9月のイベントにあわせて発行したい。
ということであれば、8月はじめには入稿しなければ。
実質、あと1ヶ月ぐらいしかないのだが、、、、
うーん、うーむ、うううぬ、非常に苦戦しております。
入力にもさることながら、集書に関しても。
このままだとまずいなあ。
次の目録の売り上げを、その次の目録製作代にあてていかないといけないのに(自転車操業と、人はいう)、
このままだと非常に苦しいなあ。
そもそも、目玉になるものがないなあ。
次号目録をお手になさった方ががっかりなさったらどうしよう、
そもそも、当店の存続が危ぶまれる事態でありますよ。暢気にしていていいのか、自分。
海ねこ目録に掲載ご希望の
絶版絵本・児童書・絵雑誌をまとめてお譲りいただけます方、
お声をおかけいただけましたら幸甚に存じます。
ところで。
展示だけでもみにいきたいと、ありがたい声をいただきました。
中尾彰 装丁本 ミニミニ展
そもそも、とある方から中尾彰(敬称略)の本についてお問い合わせをいただきました。
当方の在庫を検索してみましたところ、出てくる出てくる、中尾彰の装丁本、挿絵本、関連雑誌。
当方在庫分が多数あることに改めて驚かされたのですが、
中尾彰=それだけ多作でいらした、ということでもあります。
もともと、中尾彰とご縁があったご高齢の方が当方のお客様でした。
その方が「中尾先生」「中尾先生」と仰っておりましたので、
細かい挿絵の仕事であっても、入力の際、意識的に拾ってコツコツ打ち込んできました。
それで、一層、当方の在庫からはピックアップしやすいようになっております。
あのご高齢のお客様へは、その後、目録をお送りしても宛先不明で戻ってきてしまいますが、
いかがお過ごしなのでしょうか・・・。
けっして派手さはないものの、時代を超えて伝わってくる、普遍性を感じます。
静かな静かなブームが長く長く続いていくことでしょう。
爆発的な人気にならなくても、好きな人はとても好きです、中尾彰。
忘れ去られてはいけない、お伝えしていきたい魅力。
海ねこは、もともと、そのような作家が好きで、できるだけ紹介していきたいと思ってきたのでした。
当時の絵雑誌にありがちだった、いわゆる"笑顔の子供"という図式からはちょっとはずれています。
あくまで中尾彰 流を通した絵柄ではないかと思います。
あくまでも「ミニミニ」展ですが、装丁本を並べて、
今はなき中尾彰さんの魅力を静かにお伝えしたいと思います。
ごく簡単なものですが、リストも用意いたしました。
スペースの関係上、展示できますのはごく僅かですが、
挿絵などご覧になりたい場合は、当方在庫からお探しできるかと存じます。
なかなか、陳列まで進みませんが、
「やります」と宣言しないと行動できない腰の重さゆえ、
自分を鼓舞するべく、どんどん事前に発表させていただきます(準備が間に合うのか、本当に???)。
写真を撮影できたら掲載しますので、しばしお待ちくださいませ。
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