古本 海ねこ 自家目録3号 読みものページを盛り込みました!

| コメント(0) | トラックバック(0)

もう明日明後日には入稿しないと、

印刷・発送が間に合わなくなりそうな状況です。はあ、紙は確保できるのでしょうか? ミニミニ展示会までに、お客様にお届けできるのか・・・。ドキドキはらはらです。

今回の目録3号には、とある人から原稿を寄せていただきました。

ちょっと前までは印刷代も送料も高かったため、古書目録といえば、一行いくら売らなければ、という世界だったようです。

しかしながら、今この時代においては、もっと自由度があってもいいのではないか、と。

紙不足・インク不足の折ではありますが・・・。

読んで何かの参考になる、目で見て何かの役に立つ、読む要素を持たせてもいいのではないか、と。

ましてや、紙代も印刷代も郵送代も、私が払うのですから、いいですよね、読む要素も?(自問自答しつつ)また誰かに何か言われるかもしれない、と思いつつも、進めてしまいます。えっへっへ、フリーライターの頃は企画を通すのは難しく、売り込みなど困難の極みで、ごく限られたページ数で要望どおりのものをはめこむのにも、ずいぶん苦心してきましたから。

昨夜、原稿が届きました。このような状況で、パリー小田原ー東京を行き来して落ち着かない気持ちでいるという彼女に、ずいぶんご苦心を強いてしまいました。

ですが、内容は素晴らしいです。苦心していただいただけのことがありました。

私たちがぱっと訪れて、なにげなく目にしている「展示」「展覧会」の裏に、どのような人のどのような思いがあるのか、大変よく伝えてくれます。

ましてや、ご家族として、どんな思いを抱え、どのように関わってきたのか。

苦闘の歴史、そして、くぐりぬけて見えてきたものがとてもよく記されていると思います。

古本 海ねこ 自家目録3号、巻末に掲載します。進行上、今からだと巻末に挟み込むしかなさそうですが、ぜひご一読ください。いま苦しみや悲しみを抱えている人にも、希望を感じたい人にも、よろしかったらぜひお手にとってみていただきたいです。

こんな現況ではありますが、どうかどうか。茂田井武 装丁本の展示とともに、お楽しみに、と申しておきます。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.omaken.com/mt-cgi/mt-tb.cgi/7593

コメントする

2012年4月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

アーカイブ