今夕、黒岩比佐子さんのお通夜

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起きるとき、「黒岩さんはもういないんだ。黒岩さんのいない世界だ」と思った。

悪夢のようだ。

お通夜に行ったら黒岩さんに「お疲れさまでした」と伝えてください、と家人からのメールにあった。

それを読んでまた泣いた。今もじめじめ泣いている。魚雷さんのブログを読んでまた泣いた。飲みにいったらNEGIさんがいたと書いてあり、NEGIさんも悲しいのかと思って、さらに泣いた。

ブログの文章をもとに「古書の森 逍遙」を作った石原剛一郎さん、ありがとうございました。できれば、ブログの文章を全網羅したものを作っていただけないかしら。+皆さんからの追悼文集。誰かに連絡をとるとか、手間のかかる部分、自分にできることがあれば何なりと、お手伝いしたいです。

黒岩さんを尊敬しています。年代が近く、20年以上、ライター業を続けてきた私としては職業的にも共感する部分があった。資料集めがどれほど大変か、そして、どれほど重要か、といったお話にも共鳴してきた。ライターとして、人として、尊敬し、憧れていました。ファンでした。これほど好きだと思える人はなかなかいない。あれほど魅力的な人がいなくなってしまった。一体どういうことなのか。

「ブログ読んでます。古本屋さんって大変なんですね」と、古書市場での経験を書いた拙文を読んでくださっていた。ああ、もっと何か書くべきだったな。これから先、何を書いても、黒岩さんにブログを読んでいただくこともできないのか。黒岩さんロス症候群になりそうだ。私は、頭がおかしいのだろうか。

何も手につかないが、明日、西荻窪の搬入なので、包装紙に値札を入れていく作業をしよう。しなければ。受注・発送をしなければ。喪服をクリーニング店にとりにいって、18時に間に合うよう出かけなければ。きっと頭のおかしい私を、許してください。

 

 

 

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