目録3号、本腰を入れて作っていきたい所存

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ツイッターは思いついたその時その場にぱぱっと書けるので便利。
が、断片的な呟きばかりでなく、もっとブログを書くようにしようと思う。

ようやく目録3号、やるぞという気力が湧いてきつつある。

魅力的な古書展&イベントにお誘いをいただき、大変有り難いことで、心ひかれるのですが、すでに決まっている2つ(20日~の西荻、年末の京都)をのぞき、しばらくは断念。やはり目録にもっと集中しよう。そう青空に誓った朝。

やはり目録が一番やりがいを感じるので、今は。自分の性に合っていると思うし、海ねこがこれまでやってきたことのなかで、もっとも評価をいただき、多くの方にお喜びいただけたと感じた。さまざまな方からいただいた感想、一言一言が、とても心に響いてきた。目録作りは楽ではない。必ずや苦しみを伴うのだが、あんな体験、なかなか出来ないと思う。ぜひ同業者の方にはチャレンジしてみていただきたい。私も、きっかけといえば、同業の先輩諸氏から勧められて作ってみたのだった。

健康に自信あるわけでなし、本当はちょっと不安があって病院に行くべきかずっと迷っている。
いつまで体がもつかすらわからない。限られた時間にできることは、たぶんとても限られている。生涯にできることは、実は本当に限られているのだろうと思う。本当に何をやりたいのか見失わないように、ついつい楽しそうなほうに流れないように。
本が思ったように集まらないから、と自分に言い訳しながら、飲み歩いてばかり、遊び歩いてばかりいる自分がさすがにまずいと感じてきた。

まずは、目録3号の本をきちんと分けるところから。
置き場所がなくて、目録2号の残りを置いている場所に3号用の新規分を追加しているため、もっとしっかり分けること。
3号の材料は今のところ、アクリルボックスに5-6箱ほど。まだまだ何か探していかないといけない。貯金がいつまでもつのか非常に不安ではあるが、買い続けていかないことには目録を作ることはできない。今ある貯金というのは、大半、目録2号でお買い上げいただいた売り上げなので、お客様からお預かりしたもの。大事に使っていかないと。2号の売り上げがあるあると思っていたら、こんな早く底を尽きる日が見えてきてしまって・・・。余分なものを買っている余裕はないぞ、自分。余分なものなのかそうでないのか、もっとシビアに判断するようにしないと。

できれば、目録1号、目録2号の残り本を入れる棚をきちんと作りたいものだ。
倉庫の棚がすでに満杯なので、過去の共同目録用のかなり良いもの、近々放出してしまおうか。あるいはアート本など扱わないでいいと感じているものを古書市場に出品してしまうか。とにかく目録用の本を一目できちんと把握できるよう、棚に入れたい。
本当は、もう1軒アパートを借りたいぐらいだが、資金は、ないな、たぶん。
整理が苦手、商売が苦手、なんて言っている場合じゃないようだ。

西荻のイベントは、まあ海ねこが主体のものではないのだが、面白いものになるでしょう。
DMが届き次第、改めてご紹介しますので詳細は少々お待ちくださいませ。

なお、「古本 海ねこ」古書目録2号、池袋・往来座、千駄木・古書ほうろう、西荻窪・音羽館、京都・善行堂で販売中です。当方にも切手600円分(50円切手・80円切手の組み合わせで)、お送りいただければ発送します。2号、おかげさまで1号より良く売れたのですが(あくまで当社比)、まだまだ良いものが残っています。

ここ数日の読書 眠る前のひととき&神保町に行く電車の中で、ジャック・ロンドン「荒野の呼び声」「白い牙」に没頭した。後者、生まれたばかりのオオカミが洞窟から出て初めて"世界"を知る描写はじめ、動物の視線をありありと描き出しており、ジャック・ロンドンは大変な筆力だと思う。自宅のねこが、風呂上がりにじっと扉の前で待っているのだが、ああ、もしかしたらこんな心境なのかもと思い出しながら読んだ。彼の作品、さらにほかも読みたくてならない。黒岩比佐子さん「パンとペン」、増刷が決まったらしい(ツイッター情報)。どうせ買うなら初版を持っていたくて、遅くなってしまったが購入手続き。しばらく神保町に行かないので、セブンアンドワイに注文したところ。

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