土日とも、支部報を入稿する前の校正。
延々、校正。
見れば見るほど、間違いが見つかってしまう。
本当は、校正こそプロの方に見てもらうのが一番なのだろうが、
経費節約のため、ザル頭人間の分際ではあるが自分で確認する。確認につぐ確認。
人名は、組合職員さんに用意してもらった紙資料で確認したり、
日本の古本屋やエクストラネットの名簿で確認したが、
思いがけないところで思いがけない間違えに気づいたりして、神経をつかった。
それでも確認しきれない方が何人かいらっしゃって、終わりのない沼地でも進んでいるようだった。
しかも、PDFにすると、なぜだかケイがはずれてしまったり、
きちんとしていたはずの文字が逆向きになっていたりで、思いのほか時間がかかった。
イラストや写真にトレペをかけて、指定をして(いまどき、こんな編集作業しなくてもいいのかもしれない。私のころはやっていた)。ああ、こういう作業、懐かしいなあと思った。
支部報であれ自家目録であれ、1冊のものを自分なりになんとかこしらえていく作業が、私は、とても好きらしい。
連れにもいろいろ助けてもらった。お礼にプチ打ち上げを敢行。
やーっと! やーっと! 印刷所に届けにいくことができそうだ。
あああ、嬉しい-。
石丸澄子さんの素晴らしいイラストも、ようやく印刷所に渡すことができる。
入稿前に火事や災害で損なってしまったら大変なことだとずっと緊張していた。
このまま今晩、放火や大地震にでもあわない限り、印刷所に届けられそうだ。
支部長チェックがまだだし、あれこれ
予断を許さない面もあるのだが、なんとか入稿ができた暁には、
ぷらっと、どこかに旅したいな。
2泊3日で海外に行けたら素敵。でも、今は1日でもいいんだ。
どこがいいだろうかと考えるだけでもわくわくする。
近くの調布飛行場からぷらっと大島に飛ぶとか。1泊だけ、知らない土地にひとりで泊まってみるとか。誰も知り合いがいない街で、よさそうな居酒屋にぷらりと入ってみるとか。
だけど、しばらく天気が良くなさそうだし、
古書市場通いで終わりそうだけれどね。
素材集め(=市場での仕入れなど)からすべて自分で手がけているわけで、自家目録第2号を完成させることができたら、もっともっともーっと嬉しいのだろうなあ。
家が火事にあわないうちに、大病に罹ったり、事故にあったりする前になんとかこしらえて、
本を必要となさっている方のもとに、そう、あるべき場所にあるべき本をしっかりお届けしたいものである。
コメントする