くだらないことばかりつぶやいてますが

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古書店業って、たぶんリッチにはなれんが、良い仕事だと思う。
「古書月報」にホザきましたが、だけど、続けていくにはなかなかハードで、
ときどき、しんどいなあと思うこともあります。
仕事に励まない自分を、パソコンの調子が良くないせいにしたり、
しばらく休みたいなあと思うこともある。
根は、勤勉じゃない人間なんですね、どうしたって。

ですが、ここ最近のように「第三回 扶桑書房 一人展」「松屋 銀座古書の市」みたいな
圧倒的な内容を誇る目録が届いたり。

お客様からのメールに励ましていただいたり、
大事な買取のご用命をいただいたり。

ああ、まだまだだ、もっと頑張ろうとも思うわけです。
ダメなほうへ楽なほうへ雪崩れていきそうな自分を
引っ張り上げていただく連続です。

このほどは大事な本を託していただきまして、ありがとうございます。
いただいたメールや、本のラインナップから感じることが大きかった。
ああ、まだ査定の連絡が今からなので交渉完了となればですが、
でもまあ、本当にありがとうございます。
お譲りいただけるようでしたら、大事になさっていた本たちをきちんと橋渡しできますよう努めます。
お探しの方がかなりいらっしゃりそうな本が含まれていますし、
お手にとった方はきっとお喜びになることでしょう。きっとまた大事に読まれていきますね。

うっかりウトウト居眠りしそうになると
「寝るな-」と揺さぶられているような。有り難い気持ちです。

自分の内部より自然発生的に生まれ出るところの
「核」みたいなものがもっと必要なんだろうな。
自家目録を続けている店って、自分で自分にテーマ・締切を課しているような気がする。
店を続けて家賃・経費を払い続けているところも同じか。ときには、自分を追い込むことも必要なんでしょうね。寒くて何もかも億劫になりそうですが、首や足を冷やさずに、お互いなんとか生き抜きましょう。

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