今、私が手にしているのは「あいうえ、お、だよ」という絵本です。
(長田弘 あべ弘士・絵 2004年、角川春樹事務所)
「う が いいました。
わたしは あめ になる。
しっとりと やわらかく みどりうるおす あめになる。」
「たいせつなのは
ことば、だよ!
長田弘とあべ弘士が贈る傑作絵本。ー子どもから大人までー」(帯より)
帯にあるこの文字は、本当だなあと思う。
好みは人それぞれだし、エンディングがねえ、など難癖つければつけられますが、久々にしばし感服。
これほどの絵本をうみだせる作り手・環境があるんだと、希望を持てました。
作った人、売ってくださった方、ありがとうございます。
「どうぶつえん ZOO」(アンソニー・ブラウン作 藤本朝巳・訳)も凄いですねえ・・・。思えば、絵本作りのプロのお宅から譲っていただいた絵本たち。いつか売ろうと、しまいこみすぎたことを反省。
見たつもりで、見ていないもの。聞いたつもりで、聞いていないもの。ネット上のごく一部の情報だけでわかったつもりになって、切り捨ててしまっているものの多さ・・・。くらくらしますな。
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