村上春樹 新作

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栗本薫(中島梓)さん逝去。「大地の力、というものがやっぱり一番偉大なのじゃないかなあ。部屋を温めておくとか、そういうことではまったく間に合わない、大地の力、太陽の力、自然の力そのものみたいなものが」(2月15日の日記より抜粋させていただきました)。昨年末の訃報欄に同世代のあの作家この作家が出ていた、自分が出ていてもおかしくなかったと複雑な気持ちだったという話、走りの筍を食べた話など、どんな思いだったかと想像して、ぐっとくる。日記が単行本化されたらぜひ買いたいと思います。上坂冬子さんの本も気になります。

夜。こうのさん(かねこうの)からメール。
むぅーーー、村上春樹新刊、神保町の三省堂書店に並んでいたそうです。
「まだ1章を読み始めたばかりですが、
砂漠に水がどんどん染み込んでいくように読んでます」とのこと。
ひえーーー。
百年ブログを見れば、吉祥寺ルーエにも並んでいたらしい。

あ、29日発売予定かと思っていたら。夕食のとき「もしかして発売日前だけど、明日並んでたりするかなあ」なんて暢気に話していた私たち。明日どころではなかったのか、はあ、早く読みたい。新刊書店があく時間がきて、自分が仕事をしていられるのかどうか不安。

村上春樹、好きって言いにくかった時代があったなんて、
信じられない人も多いでしょうねえ。

これほど待ち望まれている作家さんって、どんな心境なのでしょう。
プレッシャーでしょうね。反響が心配ではあるのでしょうね。一作一作、書き続けていっていただけたら、と願うばかりです。
ドキドキ、どんな作品なのか、本当に楽しみ!

同時代に生きられて良かった。そう思える作家がいる幸福。しみじみ。

新聞を読んでいた家族に「柔道部の練習中、頭打ち中1死亡だって」と記事を読み上げられた。生きるも死ぬも、漁師が言うところの船底一枚。

どうしても筍を食べたい時は、明日にしないで、今日のうちに食べましょうね、と近所のBさんと言い合ったことであります。

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