自家目録の入力、入力

| コメント(2) | トラックバック(0)

なんとか3日間、目録の入力作業を続けることができた。

至近距離にある倉庫と自宅、郵便局の往復しか動いていない。
今日こそ歩いて買い物にでも行こうかと思ったが、あまりの寒さに怖じ気づく。
この寒さで、外ねこら、大丈夫だろうか、と思っていたそのとき、
空を割るような悲鳴が。

はじめ、子どもが大声をあげてふざけているのかと様子を見ていたところ、
「助けてください!」「誰か助けてくださーい!」「誰か-!」
と叫び出すではないか。
外に出て、声の主を探す。
なんと、近所の子どもが玄関先で半ズボンに素足のまま震えていた。
声をかけたところ、涙声で途切れ途切れに言うには、親に叱られて家から出されてしまったらしい。
室内から"大丈夫ですよ"とばかり笑顔の親が見えたので、
人ん家の躾に口出し無用か、と退出。
それにしても、寒そうで辛そうで気の毒だった。
子どもは子どもで、親は親で、誰も彼も大変だ。

今日あたり、だいぶもう別のことがしたくなってきて、
海ねこHPの更新をしようかとも思ったのだが。
HPにあれやこれや書いて、更新してじき、お客様から反応をいただくと、
単なる「注文」の一言であっても、双方向性のコミュニケーションを
とれているような気持ちになれていたんだなあと気づく。

それでは、市場で買ったうち、
自家目録には使う可能性がない雑誌をHP用に入力しようかと。
ところが、雑誌の中を見てビックリ。
切り取り多数。古書市場でいう"事故本"であった。
事故申告するため、どこにどのぐらい切り取りがあるのか確認。
切り取り部分に紙をはさんで、何ページから何ページ キリトリ 欠と書いていく。
それだけでひょっとして1時間はかかったんじゃないか。バカみたいだ。
事故申告を認められなかったら目も当てられないな。

梱包・発送を終えて、自宅で入力の続き。
たまたまテレビをつけたら、本のオークション詐欺についての報道が流れていた。
食事を割合ちゃんと作って、食事しながら
「図書館ねこデューイ」の番組を観る。デューイの本を読みたくなり図書館に予約。
さらに入力の続き。
山田太一のドラマ。
さらに入力、入力。

とりあえず3日は続いた。
ためておいた本を1冊1冊見ながらデータを打ち込んでいく。
しまいこんであった本との久々の再会にうきうきもするし、
あ、こんなところにダメージが、とガックリくることもあるが、案外面白い。
が、まだまだ序の口も口。
スタート地点に立ったばかりで、歩き出したばかり。
先はまったく見えない。
股旅さんも風船さんも頑張っていて偉いなあ。向井さんも偉いなあ。
えびなさんも扶桑さんも龍生さんも落穂さんも喇嘛舎さんも、石神井さんも月の輪さんも、港やさんも木槿堂さんも、にわとりさんも徳尾さんも、みんな凄いなあ。

何よりも明日、市場なので久々に出かけられるのが嬉しい。
久々に歩ける。久々に人と話ができる。古書組合に入ってよかった。
そうそう、購入希望の本を他店から受け取る約束もあったっけ。

メールをなさらないお客様から封書で注文が届いた。
何度もお買い上げくださっている方で、名前はすっかり覚えている。
封書に見覚えがある文字があり、懐かしいような気持ちになった。
覚えていてくださってご注文をくださる。
なんて有り難いことだろう。週末には返信をお送りしたいと思う。

先日、NEGI邸で、岡崎さんが持ってきてくださったビデオ鑑賞会があった。
洲之内徹のビデオでいいなと思ったのが松田正平。画集を眺めて寝ることにします。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.omaken.com/mt-cgi/mt-tb.cgi/6040

コメント(2)

妹がいつもお世話になっています。

リンクさせて頂きました。 では!

研ぎ猫さん、こんにちは~。
いつも妹さんには大変お世話になっております。
拝見しました。泳ぐねこ(息つぎつき!)かわいすぎます!
うれしいっ! 厚く御礼申し上げます。http://www.toshima.ne.jp/~hatogido/link3.html

コメントする

2012年4月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

最近のコメント

アーカイブ