深まる

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ぐっと冷え込み、秋深まる。
千代紙? 日月さんが千代紙を落札しているなあと思ったら、
毎週金曜夜 更新のブログを見て、ほぉー、そういうことだったのかと。

「ボン書店の幻」昨夜から読み始める。
一読ズミなので、「文庫版のための少し長いあとがき」から。
石神井さんの文章は"読む快感"。
前は夢中で読破してしまった。今度はもっとゆっくり読んでいきたい。

日月さん、石神井さんと同じ市場に通って、
いつも考え続けているお二人の近くにいられて、
お二人は飲まないのですが、
天才・T書店とはときどき一緒に飲ませてもらえる。
環境抜群な組合です。飲む飲まないって、そこか、チミは?

O舎さん、R舎さん、R書林さんらとの飲み会を泣く泣く諦めて、
昨夜は散歩展の準備に励んだ。木曜搬入なのに、まだ準備がほとんどできていない。時間切れになりそうで怖い。
「友さん(私のこと)、早めから少しずつ準備するって書いてませんでした?
夏休みの宿題はぎりぎりにならないとやらないタイプ?」と、ミヤビちゃんに指摘される。
昨日は市場から帰ってから、疲れが出てぼーっとしてしまう。
ようやくご注文の対応やら発送やら。ようやく散歩展の準備にかかったものの、じき深夜。
昨日、市場でかなり入札したのだが、落札できたのは3件のみ。
そのうちの1件、さっそく値札を貼っていく。
「催事用に買うには、明古(金曜の市場)はハードルが高すぎるのでは」
と、催事で毎回しっかり売るN文庫さん。コツをちょこっと聞く。
市場に出して安くなってしまってガッカリするぐらいだったら、
いっそ仕入れた額より安くつけてでも、
案外売れたなあと自己満足できたほうがいいかなって。さすが、の一言。市場に出すほうが手っ取り早く効率はいいが、古書展で安く売ったほうが喜んでいただけるし。

前の中央市で束で買った中に、昭和初期の児童向け雑誌、その付録などが入っていたので、
そのあたりも値段をつけていく。よほど状態が良いものは別として、なるべく安く安く。
内容を見て良いものでは、と評価してしまうと、安く安くが案外難しい。が、がんばる。
均一は値札に書名を書くのはやめた。内容をよく見ると執着してしまいそう。
いったん処分すると決めたら、どんどん箱に放り込んでしまう。もはや倉庫が満杯なのだ。

準備のし始めとして、串田孫一旧蔵書の児童文学、70年代の「キリンサービス」なるキリンビールのPR誌
(おそらくキリンビールを利用している商店・飲食店向けの業界誌)など、徐々に用意しております。
後者は、写真満載・オールカラー写真満載。紙質よし、写真よし。
当時の飲み屋・パブの店内、キリンビールの各商品など、ビール好きには懐かしく、興味深い内容。
栓抜き、灰皿、ビアサーバーなど、ビール愛好家のコレクション紹介・・・。
毎号、女優さんのインタビュー、美人ママさんの写真、美人ちゃんの見開きグラビアなど盛りだくさん。
42冊仕入れて、資料価値を思うとバラしてしまうには惜しいけれどバラ売り。まとめて買う人はなかなかいなさそうだから。
これから、中央線支部の役員会に出て、ついでに西部会館の優良市をのぞき、
帰ったら今日もまた値札貼り。海ねこで売らないと決めた本はどんどん出してしまおう。
チェコの古い本たち、格安で出すつもり。相変わらずプロフェッショナルとは縁遠い日々。
連れは山歩き。こんな天気の日に山歩きとは、いいねえ。労働の合間、電車と夜寝る前の読書が待ち遠しい。

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