●古書店・O舎さんちは今晩「ねこのお葬式」とのこと。
20歳のねこが、1週間ほど前からヨタヨタしていて、
昨夜は一緒に眠ったそうだが、今朝ついに・・・。
ちなみに、もう1匹ねこを飼っており、
愛犬(16歳)の介護中でもある。
●相変わらず、なかなか買えない明古(メイコ。明治古典会、の略)。
いちばん欲しかったものに諭吉何人か投入したが、届かず。
買取で出かけて戻ったら、すでに片付けられていた。
どこの店がいくらで落札したのだろうか。
ちなみに、大正から昭和5年あたりの「子供之友」。
夢ニに村山知義・・・。
昭和6年の「標準コドモヱ文庫」。
昭和13年の「幼稚園」ほか。川上四郎、武井武雄ほか。
買えたのは80年代の「アンティークトイズ」(ジャパン・トーイズ・クラブ)という雑誌。
創刊号から44冊。
オキュパイド玩具レポート、ブリキ玩具好きのエッセイ、
戦前名作おもちゃの写真、欧米の古い玩具カタログなど。
ネットオークションなき時代、
愛好者どうしの売買コーナーには、希望価格も書かれていて興味深い。
基本的に一括販売のみの予定。ご関心のある方は、お問い合わせください。
●文京区で買い取り。
印刷会社を経営されていた方が、印刷の参考にと
オランダやドイツで買い求めてきた洋書絵本ほか。
洋書絵本がお好きだという依頼主さん、
以前はよく神保町まで大きなバッグをさげて、いろいろ買いにいっていたそうだ。
海ねこHPをご覧になり、好きな本の傾向が一致しているからとご依頼くださった。
以前、宅配での買取につぐ2度めのご依頼で、直接お目にかかるのは初めて。
ちょっと会話をかわしたら通じ合うものがあるように思えて、初めてお目にかかる気がしなかった。
高レベル、趣味の良いもの揃いで、とてもありがたい。大切に売っていきたいと思う。
●PC端末で調べたら市場での落札品があるとわかって、古書市場にとって返す。
古書会館2階で、F書房さんが「古書展とか、何かやってるんですか」と聞いてきた(以下、組合内部のことなので、敬語にしません)。
何かの古書展へのお誘いだろうか、何だろうと思ったら、
何も求めず、何も命じず、ただ、どうしたら店を良くしていけるか話してくれたのだった。
最近、明古の最終台を見ていても、
だいたい買うのは紙目録をやっている人ばかりのような気がして、と。
親身になって考えてくれ、長時間にわたってアドバイスしてくれた。
販路はいくつか持っていたほうがいいんじゃないかと思うこと。
ジャンルも絞りきらずに、ちょっとでも広げることを考えてみてはどうかということ。
「本はコミュニケーションで売るものだと僕は思っている」と。
「僕はネットはやれないし、やるつもりもない。時代が昔と違うし、ネットの良さもあるのだろうけれども、直接お客様と話す機会を大切に。僕もそうしているつもり」「良いお客様に支えていただけるようになるまでには、とても時間がかかるけれどね」とのこと。
なぜ私などに話してくれるのかと思うが、
他の後輩書店にもアドバイスしているようだ。
「僕も64歳だから、もう先はそれほどないから」と笑顔。
後進者たちにいろいろ伝授しようとしているのか。
組合には、そういう先輩が、今思いついただけでも何人もいる。
つい最近NHKでまた再放送されていたが、
「プロフェッショナル」のガン病棟・看護師さんの言葉が蘇る。
「人間はひとりで生きてないですよね」
●R舎さんへぷらりと立ち寄ったら、同業仲間が何人かいて、おしゃべり。
Rさんが最近、大山から見つけたという稀少本を見せてもらう。
●帰宅したら、久々に(←そ、そんな)結構ご注文をいただき、うれしい限り。
在庫・状態など確認してご連絡差し上げます。受注メール、どうかお待ちくださいませ。
あはははは…。昨日まさに「金曜雑記」ってタイトルにしちゃってますよぉ(笑)。
だいこんの会でお会いするのを楽しみにしています♪
失礼しました。ノンちゃんのお顔が目に浮かんでついパクらせていただきました、えへ。丁寧な暮らしぶりが伝わってくるようで、日記、楽しみにしてます。だいこんの会でまた!
お尋ねします。「アンティークトイズ」(ジャパン・トーイズ・クラブ)という雑誌。創刊号から44冊。一括販売のみ。→保存状態は良いですか?現在も在庫はありますか?ちなみに一括販売だといくらでしょうか?coast@mxc.nkansai.ne.jpまでご返答頂けたら幸いです。