たまには、ぷらぷらっとね

| コメント(0) | トラックバック(0)

当方の近所は、散策コースにこと欠かない。
湧き水をたたえる深大寺、鎮守の森はじめ。
野川という、護岸工事があまり施されていない、感じのいい小川がある。
川辺に犬を散歩させる人、遊ぶ子ども。
シロセキレイ、カモ・・・鳥がそこかしこに。
自宅でメール対応、発送、入力などしていると運動不足になりがちなので、
暖かいうちに歩いてくる。

野川沿いにしばらく歩いていくと、農家の軒先販売店がある。
軒先販売店もいろいろだが、お気に入りのそこは、
土づくりから工夫して栽培しているさまが写真入りで解説されている。
小松菜、水菜、レタスだけで3種、前に買って気に入ったワサビ菜、
ラディッシュ、ロケット、ローズマリー、名前を知らない菜っ葉など、
種類豊富で、いずれも新鮮・美味。どれも100円。
きょうはご不在だったが、前に立ち寄ったときはご主人がいらっしゃったので
「おいしい野菜をありがとうございます」とお礼をいった。
生産者が見えるというのは、ありがたいことです。

その先に「クライン・シンケン」という手作りソーセージ・ハムの店がある。
ワインに合うものを選んでしまうと、またしてもワインを買いにいってしまいそうなので
無添加ソーセージとチョリソ100グラムずつ買う。それぞれ3本ずつ。
ふだんめったに食べないものだけれど、
これならビールを飲みたくなりそうだから、少なくとも今晩ワインは飲まずに済むでしょう。
店主が丁寧に作って、丁寧に販売している店。
何を選んでも(今のところ)味にはずれがない。
前に待っていた女性が、その場でピザを作ってもらっていたので
真似して作ってもらった。玉ねぎたっぷりだ。
作ってもらう間、持ち歩いていた「本棚」(ヒヨコ舎)を開いて、
中島らもの書棚を眺める。

悪くない。

川辺を歩いて、おいしい野菜とソーセージを買って、
ああ、この近くに感じのいい古書店があったら最高だなと感じる。
調布には「円居」という良い古書店があるけれど、結構遠いのだ。
このあたりの閑静な住宅街でやるなら、鷹の台にある「みどり文庫」のイメージだろうな。
やれば、自分、とも思うけれど、
仕入れをしながら家賃を払って、さらなる運転資金を生み出し
回転させていくのは至難の業。
ましてや、人通りが多くない場所だし。
そんなお店には、できれば客としてぷらりと行く側のほうがいいな。
第一、店舗にずっと居なければならないのは辛いし、
仕入れのため市場へ行ったり買取に出かけたりで、ひとりでは物理的にも無理。
路上販売店のように「お代はここに入れてください」と無人でいいなら
やりたいかな。けれど、それだと、まあ、安い本しか置けないよね。

このあたり、歩いていると、本当によくねこを見かける。
帰り道には梱包材屋もあって、
海ねこ散歩コースとしては抜群だ。

工作舎のIさん宅がご近所。
そういえば、前に歩いていたらIさんの奥様とバッタリ遭遇した。
こんな春めいた陽射しの日中、Iさんご一家も散歩されているだろうか。

明日は市場(中央市会・大市)の下見のあと、ポラン書房へ行く予定。
明日は大勢に会うだろうから、ようやく人と話すことができるな。
今日はひとり、黙々と仕事をすることにしよう。
家族が不在だと、ワインを1本丸々、ひとりで飲んでしまう。
大量に飲まないで済ますためには、仕事をして自分を忙しくさせるのがいちばん。

これから、発送、そして、ハガキでご注文分の受注文を郵送しよう。できれば夜、入力したい。
「素敵な本が多いですが、品切れが多いですね。品切れの本は買えないのですか」と
メールで問い合わせをいただいたのだった。ああ、すんません、入力しますします。

ある時期から携帯メールでの注文が増えたなと思っていたら、
最近はハガキでの注文が多い。
先日、電話がかかってきて「~の在庫ありますか?」と聞かれたときは、
突然だったので、どんな本だかぱっと思い出せず、
「倉庫に行って確認してからお答えします」と応じる。
若い男の子だった。話ができて新鮮。楽しかった。
だけれど、返事は携帯メールへ送ってください、
本の画像を写メールで送ってくださいとのご希望。
本を写メールで撮影したことがないし、添付の仕方とかよくわからなくて
むむむのむだ。頭が追いついていかず戸惑ってしまうのですよ。
さまざまな形でご注文やらお問い合わせやらいただくため、
どう対応すればよいのか、案外頭を使う。
酔ってばかりいられませんよ(笑)。
仕事終えたら飲むけどね。
本を読んでも、DVDを見ても、ひとりでいるととにかく飲んでしまう。
誕生月の健康診断も近いし、日々、酒量コントロールが大変。
依存症だね、本当にまいるな。心に隙間がありすぎなんだろうか。スキマスイッチくん、教えて。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.omaken.com/mt-cgi/mt-tb.cgi/5157

コメントする

2012年4月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

アーカイブ