昨日読んだのは「私の稀覯本 豆本とその周辺」(今井田勲)。
今井田氏は、雑誌「銀花」「装苑」ほかを立ち上げた人。
戦時中、捕虜になっていたころ編集した雑誌「かがみ」創刊号を
危険をおかして日本に持ち帰った。
本に対する愛情、豆本を蒐集する思い、
海外の古書店で豆本を蒐集した体験などが描かれ、一気に読んだ。
以前から限定本には関心を持っていたが、
豆本をつくる人・蒐集する人の気持ちを垣間見たように思う。
雑誌「銀花」、市場に売却しようかと思っていたが、再考の余地ありか。
「今井田勲さんの遺した言葉」(今井田勲さんを偲ぶ会・発行)
という本があるらしい。読みたい。
どうすれば読めるのだろうか。国会図書館にはあるのだろうけれど。
4日は夕方、岡崎武志さん、黒岩比佐子さんの
トークショーを聞きたいので、アンダーグラウンドブックカフェに行くつもり。
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