幻想・夢想

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仕事で外出の1日。
農家による路上販売店で、サニーレタス、ラディッシュ、
空豆、きゅうりぬかづけを購入。
空豆は、お客様から教えてもらったとおり
皮ごとグリルで焼いてみたら、中がふんわり。おいしかったです。

ロンドンの古書店から1868年の挿画本が届きました。
メールで問いあわせたところ"Condition is very Good"との返事だったのですが、
届いてみたら、ムレ、ヤブレ、シミ多数…。
が、当時、本を贈った人が書き込んだ献辞がすばらしく、ぐっときてしまう。
家人に見せたら「明治元年、戊辰戦争の時代だよ。
江戸を東京と改称した年だよ。
そのころの本なんだからイタミがあって当然でしょう」と言われる。
むべなるかな。
よくぞこの状態を保っていると思う。
いずれ販売する日がくるかもしれませんが、それまでは大事に愛でることにします。

私には実店舗を切り回す能力はないと思ってきたのですが…。
トランクルームの棚に当店の商品を並べてみて、
壁一面、当店の商品(要するに自分好みの本)っていいかも、
店をやるっていいかもと夢想する。
「自分の店がかわいい」と言う人の気持ちを垣間見たような。
複数の方々からの買取本7箱、無事に届きました。
これほど良い本をお譲りいただけるのであれば
「せーの」で並べてみたい、
実店舗の棚にだーっと並べてみたらどうだろうと夢見ました。
想像するのは自由ですから…。

寺村輝夫さん、さびしいです。

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