追記
ビールを飲みながら「古本屋残酷物語」
(揚羽堂 志賀浩ニ 平安工房)を一気に読む。
あーあ、寝不足なのに睡魔が負けました。
最後まで読んでしまいました。
圧巻・・・。
志賀浩二さんしか書けないであろう文体。
登場人物が皆、いい。
人が嫌い、だけど、好き・・・な感じ、わかります。
人が好き、だけど、嫌い…ではなく。
スピード感あふれる劇画調の空気。
映画化されてもおかしくないんじゃないでしょうか。
巻末に寄せられた石神井書林さんの「吹きさらしの日々」を
あわせて読むと、またいい。
うれし泣きしたくなりました。
空っ風の吹きすさぶ中であっても、
私ももうちょっとやってみようと思いました。
志賀さん、ビリーのイラスト、ありがとうございました。
凹みそうになったらこのイラストと
「がんばりましょうネ~」の文字を眺めることにします。
巻末に目録2ページ入っているのがおもしろい。
「地下鉄で劇場テロ」となっています(笑)(本文参照)。
以下、一読者の勝手な感想ですので、適当に流してくださいね。
わらべさんが撮影した?表紙の写真が最高です。
PP加工でなく、マットなカバーだったらベターだったかな。
帯がはずれるともっとよかったですが、予算的にこうなったのでしょうか。
本文の紙をもうちょっと薄手にして、
ツカ(厚さ)が出なくなるでしょうけれど、その分、ページ数を増やしてほしい。
著者の直筆画がもっとあると、もっとよかったかも。
わらべさんって目のつけどころが鋭い。
たくさん増刷して、売って売って売ってくださいね~。
続編、楽しみにしています。
未読の方、ぜひお手にとってみてくださいね。
(以上、酔って書きました。乱文失礼)
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