久しぶりの市場

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久々に市場へ。
本の散歩展、旅の余波で2週間以上、間があいてしまった。
本の置き場を確保しなければ、にっちもさっちもいかない。
そこで、海ねこにアップする予定がない本を出品。
早起きして、何束も車で運び込む。
どうにかこうにか半分は無事、買っていただく。
ほっと胸をなでおろす。
ところが、もう半分が問題。
札が何枚か入っていたので売れたかなと思ったところ、
そうは問屋がおろさず。
事情があってトメ札(これ以上の額でないと
売りたくないという希望価格のようなもの)を入れたところ、
トメ札以上の額を入札した人がいない…。

こちらはまったく専門外の全集。
持ち帰って当店で大事に抱え込んでいても本に気の毒だし、
置き場所がつらいし、
振り市で振ってもらうことにして南部古書会館へ運ぶ。
予定外だが、ほとんど1日仕事になってしまった。

が、南部に行ってよかったことも。
南部で揚羽堂さん、小川書店さん、
文紀堂書店さんら若手ホープ三人衆?にばったり。
揚羽堂さんの著書「古本屋残酷物語」(志賀浩二・著 平安工房)
(著者、渾身の署名とねこ絵入り)を
小川書店さんから購入させていただく約束をしていたので、ありがたく受け取る。
本の散歩展で売れなかった本をロッカーに入れたままなので、
何束か振り市に出品するべく、束ねてくる。

帰宅してから、市場で買えたものをネットで確認。
欲しかった本が1冊、落札できていた。
欲しい人がいると直感した本だったので、
出費は痛いが、うれしい。
そして、「古本屋残酷物語」を手にとり
どれどれ…と、たまたまばさっと開いた中ページを読む。
わずか1-2ページ読んだだけなのに吹き出す始末。
ああ、読みたい。
ダメダメ、読む前にするべきことをしなければ。
心を鬼にしてページを閉じる。

発送、買取の対応など。
ちょっと凹むこともあったのですが、揚羽堂さんの著書を読んで眠ることにします。
元気になれそうで楽しみです。
買取の方、順にお返事を差し上げております。
お待ちの方、もう少々お時間をください。
メールのお返事がなかなかできない方、まこと、かたじけないです。

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