村上春樹の話題が気になりつつ

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ブブノワ関連の資料を読みながら神保町へ。
ブブノワのたどってきた道、手の印象など興味深く読みながら電車は進む。

状況的に許された持ち時間は小一時間だったが、
業者の市(明治古典会)へ。
こんなときに限って欲しいものが多数、出品されている。
じっくり見る余裕もないまま、数で勝負とばかり10件入札。
仕事を済ませ、結果が気になるので古書会館へとって返す。
万一、全部落札できたら支払いが大変かもという心配は、まったく杞憂だった。
7件は有名店が落札。ちっとも及びじゃなかった。
残り3件は運よく落札できたが、
半ばカン頼りで、ろくに確かめもせず入札したものばかり。
「何、落札したの?」とのぞきこんでくる先輩書店RさんMさんに、もごもご口ごもる自分。
腰痛を不安に感じながら、
コミガレで買った3冊も含め21冊(+読書用の2冊)持ち帰りとなった。

帰宅して落札したものをじっくり見る。
大正の装丁には惚れ惚れする。
が、全巻揃いかと勝手に思い込んでいたら、まったく違って
同じ巻が3冊もあったり。我ながら隙だらけ。
時間がないときこそ冷静な目が必要なのにね。
目録の書き直しが必要となり、あれやこれや。
発送を終えたら深夜。めいっぱい活動した1日でした。

新聞やテレビでも報道されている村上春樹、
生原稿流出事件(?)、家人が文藝春秋を買ってきた。
「じっくり読んだほうがいいよ」と家人。
家人も私も春樹びいき。
自慢じゃないが氏命名のコードネームを夫婦ともにいただいている。
(自慢してますね)
また、私の知人は安原顕さんとかなり深いつながりがあり、
安原さんの日記に名前をあげられていた。
ヤフオクに安原さんあて村上氏の献辞入り本が出品されていたのは、
記憶に新しいところ。
文藝春秋は未読だが、おおいに気になるところではある。
市場には生原稿が多数出品される。
さすがに今日は「生原稿は…」と話題になっていたように思う。

皆様、良い週末をお過ごしください。

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