O書店さんの言葉

| コメント(0) | トラックバック(0)

20日は早朝に速達が届きました。内容は、目録のゲラ。
電車の中で直しを入れながら五反田へ。

南部古書会館は、遊古会のあとかたもなく、きれいに片付いていました。
参加していたO書店さんに聞いたところ
「木曜に搬入。金曜土曜に古書展。日曜に片付け。
で、月曜の今日は朝から振り市の準備。
そういうのが大変だと思っちゃダメ。生活の一部なんだから。これで食べてるんだから」。
その言葉をもらっただけでジーンときているところに、
畳みかけるように次のお言葉。
「目録ははじめ反応があまりなくても、店の広告だと思って続けたほうがいいですよ。
半分は売れそうなものを入れたとしても、
半分は自分がやりたいものものを入れ続けることが大事。
自分の店は、こういうものをやりたいのだとアピールするための、
いわば広告だと思ったほうがいいです。
売れそうなものばかりやっていると、何の店だかわからなくなる。
うちも最初のうちはあまり反応がなくてダメだったけれど、
何年かして、次第にああいう本はあの店にあるかも
と覚えてもらえて、声をかけてもらえるようになったから」。

南部古書会館の振り市に参加したあと、神保町の中央市会へ。
今日一日で良いものがかなり仕入れられたと個人的には
思っておりますが、どうなんでしょう。

電車の中で「外国語上達法」(千野栄一・岩波新書)を読む。
家人が新所沢の古書展に立ち寄ったとき、均一台で買ってきた本。
千野先生を尊敬している私としては、
外国語を習得するための近道を明解に理論づけている様子にひきつけられる。
まずは、千語覚えることから始める、覚えたら自分に盛大に褒美をやるのがコツだそうです。

寝不足で朦朧としていたので、発送だけどうにか終えて、
久々に外食に出かけました。明日からまた頑張りたいと思います。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.omaken.com/mt-cgi/mt-tb.cgi/4447

コメントする

2012年4月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

アーカイブ