アンデルセン生誕200年展

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22日は頑張って起きて南部古書会館の振り市へ。
各ジャンルに精通し、何十年も店を続けている大先輩が一堂に会し、
どんな本をどんな値段で買うのかーー毎回、とても勉強になります。

古びた本の手入れ法をさりげなく教えてくださった先輩書店。
ジャンル外の本が増えるばかりで困っていたら
「車なんだったら持ってきちゃえばいいよ」とIさん。
和本や資料関係など価値がよくわからず、扱いに困って悩んでいたら
「振り市に出品してみればいい。
詳しい店が値段をつけてくれるかもしれないし」と教えてくれました。

行き先があったのですが、あまりにも天気がいいので寄り道。
トッパン小石川ビル 印刷博物館へ。
以前から行きたかった「アンデルセン生誕200年展」、
足を運んだお客様のメールに「お薦めです」とあったので、
矢も盾もたまらず行きたくて。
マーガレット・W.タラント(英国 1888年~1959年)
による「鉛の兵隊」の絵にひきつけられる。
ハンス・タイナーもよかった。
日本における昭和初期のアンデルセン児童書、たいへん私の好み。
当時の本は、装丁も訳文も興味深い。

凸版印刷がやっている博物館だけあって印刷についての解説が詳しい。
本好きの人だったら半日は楽しめる場所かもしれません。

ミュージアム・ショップで「アンデルセン生誕200年展」の図録、
チャペック展の図録、「チェコにみる装丁デザイン」の3冊を購入。

古書会館で大市の荷物を積み込んで、帰りの車は昨日に続いて本で満杯。

渋滞の中、どうにか帰り着く。
目の疲れがひどく、新着本まで行かず。
発送にはなんとか行ったのですが、受注も問い合わせへの対応もお待たせしてます。

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