日本の古本屋

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南部古書会館の振り市に行きたかった。
しかし、昨日たくさん買ったので、
整理する前にこれ以上、本を増やすことはできない。
仕事もたまっているので、終日、自宅でデスクワーク。

本を整理しながら「日本の古本屋」にコツコツ入力する作業も。
昨晩、西秋さんに
「とりあえず、どんどん日本の古本屋にアップしていけばいい」と
薦めてもらったことだし。
やってみると案外、慣れるものでスピードアップ。
今日1日だけで何十冊か入力することができた。
入力するとなると実際に本を手にとるわけで、
あまり知らないジャンルでも、おもしろそうなものはあるなあと思うこと、しきり。

組合に入って、仕入れはしやすくなったと思う。
「組合に入って売り上げは伸びましたか?」と
いろいろな人から何度も聞かれた。
確実にいえるのは、組合のおかげで、
以前だったら到底手に入れにくい本も、運と努力次第で
入手しやすくなった。チャンスが増えたと思う。
ただし、入手しやすくなったのは欲しい本ばかりではない。
海ねこジャンル外の本まで確実に増えるのだ。
束で買っている以上、避けられない宿命というべきか。

これまで見たことがない本を手にすることができるので、勉強にはなる。
手に入れられるはずがなかった本を見るのは、なかなか楽しいです。
処分する本でも、その前に自分で見てみたいと思ってしまう。
商売として割り切れていないし、
もっとするべきことがあるだろうという思いもあるのだが。

何よりも、問題は置き場所。
書庫にも廊下にも、今では車にまで本が増える一方なのである。
月曜に中央市会でどうにか8束ほど売却したと思ったら、
その翌日には、それと同じぐらい新たなる本を持って帰っているのだ。

ジャンル外の本をどうすればいいのか、当面の方針を考えた。
悩んでいるヒマがあったら、考えるより行動。
まずは、どんどん「日本の古本屋」に登録してみることにした。
将来的に市場で売る、あるいは処分するなどしていくにしても、
それまでの期間、何もしないまま自宅に置いておく手はない。
手ごろな値つけにして「日本の古本屋」に登録していき、
必要な人の手に渡ればそれでいいと思う。
そのほうが本だって生きる。
店としても、商品として将来使う気がない本を
ただ放置しておくのは場所ふさぎ。
500円でも1000円でも換金していって、
欲しい本の仕入れにまわしていければそのほうがいいだろうと思う。

「楽天フリマ」に出品するのは少しずつ減らしていきたいと思って、
実際、減らしつつある。
しかしながら、絵本や洋書絵本など
ジャンルによっては画像をつけやすい楽天フリマにと思う。
もちろん、自店ホームページで売れるのが理想ではあります。
あちらこちらに出品していると、売れたとき、また、売却するとき、
あちらこちらに出品してある本の出品をとりやめなければいけない。
この作業が案外、面倒。
うっかりミスのもとにもつながりかねない。

在庫の管理は、一大テーマです。
「ないないないない」「あれ、売れちゃったんだっけ?」と探しまわる労力がむなしい。
また「品切れになってしまいました」とお詫びするのはお客様に申し訳なく、
自分自身もつらくていかんです。

新着本アップしました。
アーサー・ラッカム、熊谷守一、月刊面白半分ほか。

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