愛しい本を20数冊入手

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起きられなかった。
結果、五反田の振り市に行けず、まっすぐ神保町へ。
がらんどうで図録「版画をつづる夢」を購入。
中央市では4つ入札するが、どれひとつ落札できず。
絵本は(ブ)でもどこでも高くなるばかり。
中央市での落札値を見ると、とてもではないが手が届かない。
中央市では絵本の売り手になったほうがいいのかも…。

が、今日は某所で私好みのーそして当店のお客様だったら、
きっと好きな人がいらっしゃるであろう古書を20数冊入手。
ルンルン気分でお家に帰ったのです(古い)。
近々アップしますので、お楽しみに。

電車の友は、引き続き角田光代「対岸の彼女」。
よく知っている人のつもりでいたら、あるとき深い深い
井戸の底をのぞいているかのように感じるという描写が
途中から何度も重ねられる。心の闇は深い。
WOWWOWで放映された映画も録画してあるので、
本を読み終わったら観てみよう。
帰宅後は、発送とデスクワークで夜が更けゆく。

合間、楽天フリマ経由で注文本が入り、できるだけすぐ返事したほうがいいかと
ほかの仕事を切って書庫へ急ぐ。必死の思いで探し出す。
そして、PCに戻って返事を書こうとすると
「キャンセルします」とメールが届いている。
注文フォームのクリックだけで済んで、相手の顔が見えない気安さからだろうか。
自販機で物を買うかのような気軽さだ。
無断キャンセルよりはよいけれど、そんなに即座にキャンセルしてくるならば、
注文が入っても、すぐに返事しないほうがいいのだろうか。

お詫びの言葉ひとつない場合もあり、
人としてどうなの? と思う(他店とその人のために書く)。
まさか大量の本の山に分け入って本を探している人がいるとは
思いもしないのでしょう(他店とその人のために書く)。
店によっては、倉庫が離れた場所にあり、
1冊のためであっても探しにいくことだってあるのに、
そういう人がいると想像することさえないのでしょう。

あまり何度も続くので、こたえました。
人にも楽天フリマへの登録をずいぶん薦めてきました。
私自身、楽天フリマにはずいぶんお世話になりました。
頼りすぎたのだと思います。甘えすぎました。
結局、値段比較しやすいシステムの宿命なのでしょう。
日本の古本屋もいずれこうなっていくのかなあ。
居場所がなくなっていく感じ・・・。またしても。

結局グチってしまいました。不愉快な人がいたら、ごめんなさい。
私は元気です。ただ、眠いだけ。
「対岸の~」を読んで寝るのが楽しみ。

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