それいゆ ジョン・レノン

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年内にするべきことがあれやこれや残っている。
年賀状にもまったくといっていいほど手がつかず。
せめてもと、たまっている用件を1つ、また1つと片付けていく。
発送もする。ご注文くださってすぐ入金確認できた方には、
今のところ、できるだけ即日発送しております。
また、年明け後1月の発送についてもどうぞご相談ください。

雑誌それいゆ
貴重な創刊号から過渡期まで33冊をアップしました。
戦後まもない1946年、生活するのがやっとという時代、
いち早く女性に美しい暮しを提案してきた雑誌。
"それいゆ"は、フランス語で太陽、そして、太陽の花といわれるひまわりのこと。
いつも美しく希望にみち、ひまわりの花のように明るく健やかで
ありたいという願いを込めて命名された誌名です。
ファッションのデザインから、手作りアイディア、
芸能人の衣裳や横顔、文学や音楽など教養ものの記事まで、充実の内容。
暮しの手帖、FAIR LADY、Olive…
それいゆの影響を受けていない雑誌はないと言っても過言ではないでしょう。
ファッション業界においても影響を受けたと明言するデザイナーが多いこと。
毎号、企画を練り、さまざまな人を起用してページ構成をたてていく
中原淳一の編集手腕が光っています。

発売当時リアルタイムで読んでいたら人生観が変わっていたかも…。
当時の読者に羨望の念を抱かずにいられません。
当時、かなり高額な雑誌だったと思うので、
高嶺の花であり、手が届かなかったかもしれませんが。

それにつけても、
雑誌がおもしろい時代があったのだなあ。
過去形で語るのは残念ですが、
雑誌が大好きで大好きで育ってきた私にとっては、
時代をさかのぼって、こんなにおもしろい雑誌があるんだ、
あ、これも、ああ、それも…と気づくことができるのは新鮮な歓びです。

「それいゆ」に中原淳一あり、「暮しの手帖」に花森安治あり、
「あまから」に水野田津子(田都子)あり。
素敵な雑誌をありがとう、先人の皆様。

コツコツとホームページに目録をアップし続けて、果てた。
ライブへ行き、深夜バスで帰ってきた家人とワイン。
録画してあった「ジョン・レノン・スーパーライブ」を観て感銘を受ける。
オノヨーコがロッカー少女のようにシャウトして歌い踊り、
「私を忘れないで」「私のことを覚えておいて」云々、悲鳴のように叫ぶ。
小泉今日子が「イマジン」の訳詞を朗読。
ほかにも「イマジン」を日本語で歌う人は何人かいたと思いますが、
清志郎の訳詞がダントツで胸にしみました。
「イマジン」をきれいごとでなく、本気で願ってきた
ジョン、ヨーコ、そして清志郎のスピリットが歌詞にのって響いてきました。
YOSHII LOVINSON ( 元イエモン吉井和哉 )、好きになりました。

それいゆを読みながら育った人が羨ましい。
ジョン・レノンと同時代に生きてきた人、いいなあと思う。
その一方で、清志郎、YOSHII LOVINSON ( 元イエモン吉井和哉 )、
そして、オノヨーコのような方々と今、同じ地球上でともに
生きさせていただいているって悪くないね、うんうん。

飲みすぎて寝たのは朝方。すっかり寝坊しました。
早起きの習慣が早くも破れてしまった・・・。ああ、平凡すぎる自分。

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