ますむら版 宮沢賢治 童話集

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ますむら版 宮沢賢治 童話集 ますむらひろし
朝日ソノラマ 91年 93年の4刷 定価3800円(税込)

銀河が広がる。風がどうと鳴る。雪がチカチカ青く光る。
壮大な宇宙観と人びとへの深い愛情…詩情豊かな賢治の童話の数々。
その素敵な世界を演じるのは、ますむらひろしの“猫たち”。

銀河鉄道の夜(初期形)、ブルカニロ博士篇、雪渡り、
十力の金剛石、猫の事務所、風の又三郎、どんぐりと山猫、
グスコーブドリの伝記、銀河鉄道の夜…。

宮沢賢治の物語の世界になじめなかった人にも、
これは読んでみて…とおすすめできます。
ねこどうしのジャンケンがおかしかったり…随所に味わいがちりばめられています。
749ページの大型豪華本の保存版。サイズ21,5センチ×15.5センチ

海ねこ価格 1700円

コメント(2)

あーこれって昔映画化された奴ですね.("銀河鉄道の夜"だけだけど)
宮沢賢治好きなんですよ.だって日本語が変なんだもん.
生き様も結構変だったらしいのだが.
教訓が有るようで無いような,最終的にはほっとするので好きです.

そうそう、銀河鉄道はそうですね。
宮沢賢治って、私はあまり入り込めない部分も
あったのですが、
ときどき驚くほど美しい日本語が出てきて、
はっとさせられます。
本当に好きな人は好きですよね。
友達が全集とか買い集めています。
性的にかなり倒錯した部分があるってのは
本当なんでしょうか? 作品もだけど、人物にも
興味がありますね。
この本は、ますむらさんの絵も良いです。

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