仕入れの日々

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ここ数日、仕入れに励んでいる。
毎日のようにあちこちの(ブ)に出向いているが、
どうも居心地がいまひとつだなと思っていたら、
店内にかかっている音楽が好きじゃないことに気づいた。

今日は、歯医者で定期健診のあと、
武蔵野方面のお気に入りの店2軒をチェック。
(ブ)より高い。だけど、品揃えがよく、
店内にかかっている音楽もジャマにならず趣味がいい。
居心地がよくて何時間でも過ごせるな。

(ブ)はせっかく幅広い客層を獲得しているのだから、
音楽ももうちょっと考えたほうがプラスになるんじゃないかなー。
古本屋へ足を運ぶ客は、古本を買うだけでなしに、
好みの本を探している時間・気分も楽しみたいのだと思う。
居心地のいい空間にするようにもうちょっと考えていただけないだろうか。
それとも、滞在時間をあまり長くさせず回転率(牛丼屋じゃないよな?)を
あげたいがための作戦なのだろうか?

1軒では、古い洋書絵本を何冊か仕入れることができた。
どれも、私はとても好きな味わい。
明日から少しずつ画像を取り込みつつ、紹介していこうと思う。
どなたかのお好みの本が見つかりますよう願っております。

帰りにマクドナルドで読んだのが、アマゾンから届いたばかりの
「駆け出しネット古書店日記」(野崎正幸)である。
2001年1月から2003年9月までの「文雅新泉堂」の日記をまとめたもの。
一気に読んだ。
ネット古書店の歴史をまとめて読むと、
長編の映画でも通して見るような重みがずっしり。
とても刺激を受けた。
そういえば、2001年9月19日のところに
ブックオフでの気になる収穫としてオノ・ヨーコの「ただの私」があげられている。
その理由は、後ろ見返しに「ただのあたし! おのようこ」とあって、
どうも直筆サインらしいと思ったそう。編著者に手紙で問い合わせたそうだ。
実は、私も昨日たまたまブックスーパーいとうで
まったく同じものを見つけたのだが、オノさんサイン会でもなさったのだろうか?
それとも本物に見えるような印刷なのか?

帰宅して、うれしいメールが2通入っていた。
リピーターとなってくださったお客様からのご注文。
そして、フィンダス絵本フィンランド語版のご注文も。
海ねこ、どうにか頑張っていこう!

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