ネットで注文した古本が届いた。
ごつい梱包材をひもとくと、
中から出てきたのは、ごらんのような風采の本。
自分のために購入した「演劇的自叙伝・1」村山知義
昭和46年の新装版である。東邦出版社より当時980円。(NOT FOR SALE)
25日にギャラリーTOMへ行ったとき、
館員さんから「村山さんご本人が書いている自叙伝が
おもしろいですよ。今でも、古本屋さんでならたまに手に入ります」と
聞いたので、早速注文したもの。
ギャラリーTOMで見たような、
まさに村山知義さんご本人によるデザイン。
本体、箱ともにすばらしい装丁で、
打ち震えた…。
送ってくださったヒラ書店さんは、本の箱にきちんとパラフィン紙をかけ、
梱包が大変ご丁寧だった。
宛名をきちんと印字して、
箱の上からビニールヒモを十字にかけてくださった。
本を大事にしている古本屋さんから、
良い本が届く喜び。。。。。。。
こんな喜びを私もどなたかにお届けしたいものだ。
「演劇的自叙伝」2・3・4を探さなくちゃ。どこにあるだろう?
この本、箱に入れたときの姿がまた
本体と箱の色・デザインのバランスがきれいで。
きっと図書館にはあるのでしょうけど、
なんだか持っていたくなる装丁なんですよね。
東京芸術座に4のみあります。北原。
東京芸術座に4のみあります。北原。