ファイヤーキングのスヌマグ

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coffee.jpg
本日、新着本に「ふたりのロッテ」をあげた。
そして、こちらは「ふたりのスヌーピー」(NOT FOR SALE)。

マグカップが好き。
おうちでカジュアルにコーヒーでも…という
気分も含めて好きなんだろうと思う。
ここ数年は、沖縄で買ってきた土っぽいマグを愛用していた。
ところが、家人からの情報でファイヤーキング マグ図鑑
という本を見たら、マグが857ものっていて、
ファイヤーキングの奥深さに魅了された。
それを機に、鎮まっていたマグ熱がふつふつと再燃。
それ以来、ヤフオク ファイヤーキング・チェックの日々は続いている。

いちばん人気の無地ジェダイ(翡翠色)から、
プリントものまで10ほど収集。
そして、本日、手もとに届いたるは、写真のスヌーピー・マグ。

スヌーピー・マグには何種類も絵柄があり、
それぞれ裏面に英文字の文章が入っている。
ちなみに、このマグの裏面に入っている文字は、
「I'M NOT WORTH A THING BEFORE COFFEE BREAK!」。
snoopy blue.jpg
しょぼくれたスヌーピーにウッドストックがコーヒーを
渡そうとしている絵柄で、色は渋め。
サイズ大きめのマグで、使い勝手もいい。
たまたま同じ柄が同時期にそろったので、
「ふたりのスヌーピー」撮影とあいなった。

おそらく、60年代後半のものだろうか。
洋書Anchor Hocking's Fire-King and More
を見ると
発売当時は(当時の貨幣価値で)10ー12ドル程度だったようだが。
それがいまや、日本では大変な人気。
腕ききバイヤーさんが買い占めてしまうらしく、
コンディションの良いものはとっても高い。
雑貨店では軒並み売り切れ。
たまに在庫ありでも高くて、私にはぜんぜん手が届かない。
私に手が届く価格帯のものとなると、
オークションで1個2800円ー3800円あたりまで。
(さらに送料と振り込み手数料が加わるので、
結局3500円ー4500円はする。
けっして安い買い物ではないですね…)
しかし、人気のスヌマグは、これほどお金を出してもコンディションはノー・グッド。
スヌーピーの顔が欠けていたり、
材質のミルクガラスに一部、光沢がなかったり、
使用に差し支えない程度のチップやキズがあったりする。
それでも、40年近く前から、どんなふうに生き延びて、
どんな人にどのように使われてきて今ここにあるのだろうと考えると、
味があるというか歴史を刻んでいるというか。
ただの「物」とは思えなくなって、
多少のダメージもいとおしく思えたりするのです。
しかも、カジュアルにがんがん日常づかいしやすいのが
ファイヤーキングの良さかなとも。

コメント(1)

このスヌーピー柄はいかにも人気ありって感じのマグだ。
置き場所も広がったようで、まだまだ増やせそう?

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