散歩に行きました。
我が家は東京都下。
歩いて数分のところに、うっそうとした森に包まれた深大寺、
そして、護岸工事をしていない素敵な川があります。
川の名前は「野川」といいますが、
カモ、セキレイ、カワセミなど、野鳥の宝庫です。
夕方は、犬を散歩させる人が多く、
大きな犬、小さな犬、スマートな犬、ふっくらした犬…
さまざまな犬とあうことができます。
いつもカワセミがいる場所があって、
今日もまた見ましたよ。
川の水に突っ込んで餌をついばむとき、
木の枝から枝へと飛び移るときの鮮やかな色には、
眠気が吹き飛ぶような思いがいたします。
さて、カワセミをモチーフにした絵本を探してみました。
表紙画像の「かわせみのマルタン」。
(リダ フォシェ ・著、 Lida 原著、Feodor Rojankovsky 原著、
いしい ももこ 翻訳 フェードル ロジャンコフスキー)
主人公は、森の、静かな川のほとりに住む、つがいのカワセミ。
美しい四季と自然を背景に、つがいの絆、生と死、
そして、たえず受けつがれて続いていく生命を描いたお話です。
1965年福音館書店刊の翻訳を見直して、石井桃子さんが
改訳に力を注ぎ、童話館出版から2003年7月に復刊されました。
残念ながら当店の商品ではありませんが、
クリックしていただければ、amazon.co.jpでお求めになれます。
近所を散歩してカワセミに遭遇すると、
なんか得したうれしい気分になります。
それにしても不思議な色の鳥。
飛び立ったとき、ぱっと鮮やかなあの色。
まったく、あんなに目立つ色だと
かえって天敵にとらわれやすいと思っちゃうんだけど。熱帯魚などと同じで、種の識別など
あの色である必要性・必然性があるのかなー。