Jammin' The Piano Session | 矢野顕子 x 上原ひろみ (20061209見た)

矢野顕子 x 上原ひろみのJammin' The Piano Sessionを見に行って参りました.

何の弾みか今年は沢山矢野顕子を見に行った僕ですが,今年はこれが見納めという感じですね.
まず,昭和女子大学人見記念講堂ってどこだよ,って話からはじまりまして,(ココには徒歩2分とか書いてあった←超うそ)三軒茶屋をさまよいつつ会場に着くとプロジェクターが置いてあったりして,さすがテレビの企画とか思いながら開演を待っているとたまにライブをご一緒させて頂くこんなひとこんなひとと遭遇.
ちなみにステージ上にはヤマハのグランドピアノが2台.

で,演奏はまず上原ひろみのソロから,いつもCDで聞いている曲なんですが,ピアノ1台でやっていることもありテーマもどんどん展開していって,どこに行ってしまうのやら・・・みたいな感じで,しかも盛り上がってくると声が出てしまうらしく,それも良かった.体全体でピアノ弾いてんなーって感じでした.
次に矢野顕子のソロ,中央線とかばらの花とかなかなかな選曲で,結構淡々と進めていきます.二人のピアノの質が全然違うので本当に面白い.

最後にデュオで演奏.ってこれメインですね.
まず一曲目の"チルドレンインサマー"からどーんとすごい連弾っぷり,二人とも良く手が動くなーって位の速弾き+キメでだんだん面白くなってきてしまった僕です.途中"あんたがたアフロ"などはさみつつ,上原ひろみの伴奏で"はこ"ってこれブローチに入っていたものの他のライブでは滅多に聞けない曲なのでわくわくしました,で,上原ひろみの"デジャブ"ではインストの曲をどうやるのかね?と思ったらメロディを矢野顕子がハミングしつつ連弾だったのでさらにびっくり,そして本編の最後には今まで聞いたことがないくらい格好良く激しい"ラーメン食べたい"でした.
アンコールは"はじめてのやのあきこ"に入っていた"そこのアイロンに告ぐ"をCDのあのアレンジで生で演奏,やっぱり生であれを聞くと本当楽しくなって来ちゃってずーっとニヤニヤが止まらない感じでした.
最後は上原ひろみの"グリーン・ティー・ファーム"この曲もかなり矢野顕子の曲になっちゃってますね.(作詞も上原ひろみらしいのだが)
ちなみに今回のデュオの部分のアレンジは全曲上原ひろみらしいよ.すげーなー.っていうかあれ書き譜ですかね?やっぱり.

ってな感じで,今までピアノデュオは矢野顕子+坂本龍一,矢野顕子+ギル・ゴールステイン,で今回の矢野顕子+上原ひろみと見ましたが(今回以外はもちろんビデオ),今回のが一番勢いがある(若いから当たり前か)んで僕は好きかも.(他の二つも違う味わいがあるのですが)
またやって欲しいものです.何回でも.(本人達の体力が続かないかもしれませんが)