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8月18日(土) 黒色綺譚カナリア派 第七回公演『リュウカデンドロン』@中野 ザ・ポケット

本当に久しぶりの演劇鑑賞。
黒色綺譚カナリア派という劇団。元唐組の赤澤ムック主宰。
場所は中野。

何度か見に行った唐組の紅テント公演を一番見たのが中野でした。
線路北側にあった空き地で見た紅テント。
舞台後方がぽっかり開いて通行人が見える様はなかなか不思議な体験でした。

今回の会場は中野での南側。こぎれいな演劇小屋ですね。
音響も照明も整ってます。(PHISHでおなじみのグルングルン動くライトも数個装備)

今回お誘いいただいたのは友人であり、出演者でもある潮見諭さん。
どんな方かは映画監督の石井裕也さんが熱く書かれております。

さて、今回のお話。
落ちぶれたサーカステントが舞台。
解散し、それぞれが新しい生活を始める団員たち。
徐々に変わっていく人の心。
強烈な過去に縛られ、心病んでいく女団長。
皆、いとおしく、憎らしく、しかしとてつもなく悲しい。

そんな中、過去と現在を繋ぐ重要な役目が潮見さん扮するサーカス団長。
いい死に顔でした。

約1時間40分。
異空間に持っていかれまして終演後しばらく気持ちがいってしまったままでした。
音楽とも映画とも違う感覚。

そんな感覚を引きずったまま、ちょっと立ち呑み風太へ寄り、帰宅。

それにしても演劇の方々は声がでかい。


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2007年08月19日 15:54に投稿されたエントリーのページです。

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