Apple TV

apple_tv_dec_2010.jpgApple TV、というかtvを買いました
金額は安いですが、いろいろ考えさせられるすごいデバイスですね




詳しいことはAppleのHPを見てもらえばいいと思いますが、面白いと思ったところをいくつか

1. iTunesの出先機関である
tvはテレビにHDMIケーブルでつないで使うもので、同じLANの中にあるiTunesが入ったPCやMacにあるメディアを自由に再生できる。ということは、TVをiTunesが乗っ取ってしまうということですよね。

自分の場合はMacの中にあるファイルが自由に見られる、それもリビングルームで。ということは大きな革命です。今まではDVDでも作ってやっと出来たことがものすごく手軽になりました。

これは決して映画やムービーだけじゃなくて、音楽だってできるので、BGMを流したいときに便利ですね

2. レンタルの概念を変える
アメリカにいた頃はNetflixというネットレンタルDVDをよく使って映画をたくさん見ていました。今では日本でも同じサービスがありますが、毎月一定額を払ってみる時間はありません。(ああ、アメリカ生活は楽だった)

見る分だけ支払うサービスもあると思うし、もちろん街のレンタルDVDに行くという手段もありますが、今住んでいるところと仕事場の間にそういう場所がないので不便で遠ざかっていました。

見たいときにネット経由でレンタル(ダウンロード)してすぐに見れる、というのは100円、200円払っても全然OKと思える破壊力です。すぐその場で見れるのは本当にウル側もチャンスを逃さないメリット、買う側も"今から見たい"という要求にすぐ応えられるwin-winの関係ですよね。すごい破壊力です


3. iPhone/iPod touchがリモコンになる
同じLANの中にいるiPhoneがtvのリモコンになります。アプリを入れてちょろちょろと設定をしてしまえばX-Yパッド的な使い方が出来る便利なリモコンになります。
これのすごいところは、tvと付属のリモコンでは面倒な文字入力が簡単にできるようになる点ですね。使い慣れたiPhoneのインターフェースで入力できるので、tvを使ってYouTubeを見るときも検索が非常に楽です


その他
デバイス本体の安さ(8800円)がよく話題になりますが、よく考えたらこのデバイスを無料で配るというビジネスモデルもありますよね。ムービーをレンタルしてもらって稼ぐなら、再生装置までユーザーに買わせるのではなく無料で提供してどんどんレンタルなりオンライン購入してもらう、もっとiTunesを使って有料コンテンツをダウンロードしてもらう、というやり方もあると思います。今の価格=8800円なら、お店の儲けがいくらかとしてもAppleはほとんど最低限度の利益もしくはそれ以下かもしれませんがね
そういう今の価格設定も店舗をまだ見捨てないギリギリの思い切ったところで勝負しているのかもしれませんね

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コメント(2)

おー買いましたか.
配信はすごいよ,本当.
やっぱりバランスが良いよね,商品企画の.

Mick Author Profile Page:

まったくですよ。iTunesがあって、さらにこのハードウェアで勝負みたいなところ、日本メーカーでも出来たはずだよねえ・・・

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このブログ記事について

このページは、Mickが2010年12月29日 23:40に書いたブログ記事です。

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