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Cornelius - Sensuous


またまたCorneliusのCD” Sensuous”を買いました

前作Pointから5年と言うことみたいですが、自分にとってPointを聞いたのは去年の1月なんでそんなに間が空いている感じはしません・・・

前作同様サンプリングを駆使しているタイプの音楽なんだけど、そういわれなければ分からないくらい自然な音楽になっていると思うんですがどでしょ?

1曲目のエンディング、ギター?のチューニングを下げていって低い音を出すんだけど、だんだん弦がタルタルになって張力がなくなっていくところが楽しいです。ギターを触ったことがある人ならチューニング中に体験したことがあると思うけど、こんな低い音まで使って音楽作ってしまうアイディアがスゴイです。
5曲目のWataridori、ギターの音にディレイかけていろんな音が左右に飛び交うんだけど、その間に入るドラム、ワウの入ったベース?のタイミングがすごく気持ちいいですね、これは。

Corneliusを特集していたサンレコ11月号でも他のアーチストのサンプリングテクニックの入ったCDがあってかなり興味深く聞いたのですが、すごいですよねサンプリングの力。連続という概念の音を切り出して、それを加工してリズムやフレーズの一部にしてしまうんですからギター弾きにはちょっと理解不能な世界です。フィルター、EQ、逆転、再生速度、なんでもありです。

そんなサンプリング全盛の世界なんですが、Corneliusの作品はそれを強く感じさせない自然さというかそんなんをいつも感じます。かなり音で遊んでいるなあと感じる曲も多いんだけど、それはそれでまたヨシ。



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2006年11月03日 11:25に投稿されたエントリーのページです。

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