I didn't expect that.

Motogp.comにニッキーへのインタビュー映像が見られます。（有料プログラム）
レース後まだ怒りに震えるヘイデンは帽子を深くかぶり、サングラスをかけたままで記者の質問に答えています。あちこちに書かれているようにダニー・ペドロサがレース後で謝りに来たことや、次レースでニッキーがダニへ何を期待しているかとかそんなことを喋っていますが、タイトルの"I didn't expect that"という言い回しが何度も出てきたので気になりました。

Superbike planetでも記事にされているこのセリフ、訳すると「俺はそう来るとは思ってなかったぜ」という感じです。
何度も言うので相当な怒りが伝わってきます。チームメイトですから言わなくても前を走る仲間に無茶なことはしないのは当然だろってのがあるんでしょう。見ている方もそうなるとは思っていませんでしたから。

何度も似たような質問されているのでしょうか？ニッキーは淡々と同じ答えを口にしてます。
怒っているアメリカの方でこんな感じになる人、何度か目にしたことがあるのを思い出しました。人生に何度かあるチャンスをこういう形で棒に振るのは「これもレース」では済ませられないくらい悔しいと思います。声が微妙に震え続けていますがインタビューに出てくるだけでもスゴイと思います。普通なら雲隠れですよね。

でもなんかなんとも後味の悪いものを見てしまったというのが正直な感想です。

バレンシアではフェアなファイトでスカッとチャンピオンが決まるといいです。
それだけが楽しみですね。