MotoGP - Motegi 2006 決勝


MotoGP - Motegi 2006の決勝のあった9月24日は台風なんてどこ行ったかってくらいの晴天でした。
そんな一日の記録を・・・

土曜日から実は喉が痛くて、日曜日は朝から思いっきり痛みが増していました。
何か飲み込むと痛いという症状で、よくかかってしまうんですが扁桃腺が腫れているですね、参った。

そんなことですが、決勝を見逃すわけには行きません!
5時半に宿を出発。ちなみに土曜日の宿は茨城県、日立市の駅前にある東横インです。事件があってマスコミでたたかれているので興味津々で行ってみましたが、日本らしいシステマチックにまとめられた清潔な場所でこれはこれですばらしいところでした。

ツインリンク茂木の北側ゲートには7時半前に到着しましたがゲートからすでに渋滞。やっぱ決勝は人が多いな〜なんて思いながら案内されるままにP35という駐車場へ。

このP35って場所、滑走路かなにからしいですが、広大なアスファルトの駐車場です。すでにほぼ満タンってことはここを逃すとどこに案内されるんでしょうか?自分たちみたいなカップル以外に小さな子供がいる家族、バイクのグループなどたくさんの人でごったがえてしていました。本当にスゴイ人で6万何千人って発表ですが、それ以上に感じました。

自分たちが車を置いたとこから歩いて10分ほどのP35の端からメインの入り口まで歩いても10分かからないと思いますが、無料シャトルバスがあったので乗りました。これは楽で便利ですね。

メインの入り口を入るともう人だらけ。まだ8時ちょうどとかそんな時間なのに、すごい。去年も居たのですが、あらためてすごく感じました。応援するチームや選手のシャツ、帽子とか身につけている人が多いです。(自分もDucatiのシャツでうちのヤツは74の青シャツでした、ははは)

C席のチケットを持っていたのでまず行ってみます。
上の写真のようにビクトリーと呼ばれる最終コーナーの連続した場所からメインストレート、その先の第一コーナーがよく見えます。さらに第一コーナーから戻ってきて第3、4の連続コーナーも見えるなかなかの場所です。席を確保して場内をうろうろしてみました。

お店が並んでいるエリアはこんな感じ:

なんやかんや売っていますが、おみやげ系ははっきりいって普通のバイクショップで売っていたら買わないだろそれ、というようなものばかり。こういうお祭り的雰囲気だからどうしても欲しくなってしまいますが我慢しました。(過去に買ったものがすでにたくさんあるし)
逆にちょっと値段が高いのですが食い物系はけっこう充実していますね、失敗したものもありますが人が並んでいるものはけっこうイケていると思いました。牛串とかベーコンとか茂木に来ないと食わないですよね、そういえば。

午前中の練習走行が始まりました。
125cc, 250cc, MotoGPとクラス別に20分程度走って今朝の状況をチェックして、必要なら最後の調整をするのでみんな真剣ですね。各クラスの加速の違いをスタンドから見るとその差がよく分かります。あと排気音も全然違います。当然ですが125/250ccは昔ながらの2ストローク、MotoGPは4サイクルですが、市販車とは全然違う排気音。テレビやネットでは伝わらない迫力がありますし、各メーカーの排気音の違いも面白いですね。素人でも分かるくらい甲高いSuzuki、太い音はDucati、Yamahaも太いです。Kawasakiはメカっぽい印象でした。
バイクによってはピットにはいるときにアイドリング?近くまで落としますが、不等間隔で爆発するからか壊れたバイクみたいに感じますね。

午前の練習走行が終わるとすぐに125ccの決勝です。
あまり詳しくないのですが、パワーのないバイクをいかに速度を落とさないでコーナーを抜けるかが勝負な様子です。ギリギリでの勝負がコーナー毎にあるのはあるいみ大排気量より面白いかも。

続いて250ccです。ここは日本人選手の勝利が期待されていました。
その期待に応えた青山博一選手が優勝して盛り上がりました。250ccも125ccに劣らないバトルがあって面白いですよね。茂木のサーキットレイアウトからパスする場所が大体決まっているのですが、青山選手のバックストレーと進入から90度までで2人もパスしてしまう豪快なライディングはすばらしかったですね。KTMという新参レーサーを開発しながらの茂木2連覇はすばらしいです。

さて、250ccが終わると国歌とかイベントがあって選手紹介の後MotoGPのレーススタートです。

ウォームアップラップから整列して、シグナルが変わればスタートですが、このときGPレーサーが一斉に全開スタートします。自分たちがいた場所からこれを聞くとすごい迫力。1台でも素人には”すごくうるさい”バイクなのに、20台が全開ですからとんでもないです。この迫力も会場に行ってみないと分かりませんね。

レースの内容はあちこちで報道されているので書きませんが、MotoGPでは最終コーナーでは思ったほどのバトルはなくちょっとさみしかったですね。やっぱりバックストレートから90度のほうが面白そうです。

優勝したDucati+Bridgestone+カピロッシの走りはすさまじく、ロッシが追い上げてくると分かったらさらにスイッチを入れて逃げ切りましたね。これにはロッシも2位キープで満足という雰囲気です。応援していたKawasakiの中野選手は残念ですが、最終周に勝負をかける雰囲気はスタンドからもよく分かってました。セテの前に出て最終コーナーに帰ってくることを期待しましたが、セテの後にニッキーが現れて悟りました。残念ですが最後まで勝負にこだわってくれたので、それはそれでうれしかったですね。

レースの後は表彰台のところまで下りられたので行ってみました。

とくにロッシがはしゃいでいましたね。横の女の子達は当然シャンパンかけられてました・・・

さて、去年も大変だった帰りです。
去年はサーキットから出るまではまずまずでしたが、その後の国道がびっしり車で埋まっていました。バイクだったのですり抜けの嵐でしたがやっていて気持ちの良いものではないし、その先の常磐道もかなり混んでいました。

ということで、今年は東京とは逆方向に走って温泉宿いさみ館に泊まりました。
茂木から北に1時間くらい走ったところに馬頭温泉があります。茂木の北ゲートから出るまでは少し並びましたが、国道から外れて北に向かう道はガラガラ。あっという間に宿に着きました。

ここの温泉ですが、肌がつるつるになります。静かな川沿いの場所で、露天風呂からも豪快に川が見える場所です。湯温も自分の好み?の熱めで最高っすよ。渋滞を避けてのんびり出来るので時間がある方は温泉もおすすめです。(写真撮ってくれたライダーさん、ありがとう!)

ということで体調がよくなくて思いっきり楽しめませんでしたが、そういうこともあると言うことで、来年もまた行きます、多分。

【追記】
そういえば、自分たちのいたシートの横は大治郎選手応援シートで青いシャツの方々であふれていました。いまでもこんなにたくさんの支持者がいるのは驚きです。MotoGPライダーがグリッドに入ってくるときに皆さんで大きな旗というか応援幕を広げていたのですが、玉田選手とセテは彼らに向かって手を振っていました。他にもいたのかも知れないけど、少なくとも2人は手を挙げていたのでちょっとしんみりしました。いい奴らすぎます!

【追記2】
gs1150さんとこにすばらしい写真がたくさんあるのでTrackbackしてみました。


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コメント(2)

gs1150 :

トラックバックありがとうございます。
MOTOGPにはまって3年目ですが、あの迫力は行って見ないと絶対解からないですよね!
来年レギュレーションの変更でどう変わるか楽しみです。

どもです>gs1150さん
そうですね、来年の800cc化はチャンスであり苦境であり様々でしょうね。
現在下位のチームにもチャンスがあればなと思います。

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このページは、Mickが2006年9月26日 11:21に書いたブログ記事です。

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