Chicago地獄

昨日の予定が今日やっと帰国しました。
っつーのも、IndianapolisからのフライトがなんかChicago-O'Hare空港の都合だか天気だかで４時間以上も遅れて、Chicago発成田行きに間に合わなかったんですよ。Chicagoに到着してカスタマーサービスで文句、というか、文句を言える状態になるまで列に並んでじっとヨイコで１時間も待ったんですが。

まずカスタマーサービスで「あんた達のフライトが４時間も遅れたじゃねえか、どうすんだい」と文句を言うと、明日の同じフライトにするか、ニュージャージに飛んでそれから乗り換えてとか、ダラスとか背筋の凍るような乗り換え攻撃案を出してくれるじゃないですか。で結局もう乗り換えはごめんだってーと、明日のフライトのチケットをくれるのはいいんだけど、それまでどうしてりゃいいんだと。よくあるじゃないですか、フライトがキャンセルされて空港の長いすで夜を明かす人がテレビに映ってるヤツ。あれ、ついに自分もすんのかなーなんて思ったら、ピンクのチケットくれで「ここに書いてある番号に電話して。格安レートで泊まれるから」ってことで、周りの連中もたくさんこのチケットもらってました。

その番号に電話すると空港からシャトルで５分のHoliday Innに泊まれることに。確かに＄４７では安いかもなー、なんて思いながらシャトルに乗ってチェックイン。もうすでに５時半って、Indianapolis発の予定は１０時だったのに今日一日本当に何もしなかったってね、思いましたよ。自分と同じ運命の皆さんも多くて、勝手に「シカゴ地獄」とかって呼んだんだけど、風の強いこの街の空港は扱っている飛行機の数も半端じゃないし滑走路をうろうろしている作業用車の数も他より多かったと思います。

で、一日遅れで帰ってきました。
心配していたのはチェックインしていた荷物で、これはIndianapolisからChicagoへ移動したときに預けたんだけど、Chicagoのホテルに泊まることになったときに返して欲しいと交渉したんですよ。だってねえ、着替えとか全部入ってるしこのバッグなしだと着の身着のままっすよ。勘弁してよって粘って食い下がったのに結局歯ブラシセットみたいなのをくれただけで終わり。確かにそれは役に立ったけどパンツまでは面倒見てくれないっすよねー。うへー。

おっと、そのチェックインした荷物の話。セキュリティエリアに入っているから出せないの一点張りなんですよ。パンツもないんだよって言っても、みんな同じで出せないからすまないねえとしか言わないんだよね。
で、勘がいい人はもう何となく分かるんじゃないですか？
だって、Chicago空港で明日の便の荷物に混ぜる、すなわち一晩どこかで大事に取っておくっつーことっすよね。アメリカの空港でこういう目にあえば間違いなく誰かの荷物が行方不明になる。成田のBaggage Claimで泣きついている人を見かけますよね。ずいぶん待ちました。メリーゴーランドみたいな荷物がゴトゴト出てきてはベルトコンベアみたいなので同じようなバッグがぐるぐる回るヤツ。いつも自分のは後で出てくる事が多い（と思っていません、皆さん？）ので、気長にいすに座って待っていたんだけど３０分経っても出てこない。で、United Airのカウンターへ行って番号を調べると「Chicagoを出た形跡がない」だってよ。

あー、やっぱなー。あんだけ混んで遅れだなんだって騒げば自分の荷物くらい行方不明になってもおかしくないよなー、って感じっすよ。もう一日帰国が遅れただけで十分くらってるからこれくらいでは頭に来ない、オトナですよ。

んなわけなくて文句言いました。Chicago空港から文句言ってばかりだし、今度は日本語で文句言えるので散々。別に日本のカウンターの人は悪くないのにね。ごめんよって感じですが、本当にフラストレーション全開でした。ごめんなさい。お兄さんは誠実に対応してくれて今夜中に電話くれるってことで、なんと次のChicago便で届いたという電話があって宅配便、それも成田から直接来てくれた様子のお兄さんが届けてくれました。過去にアメリカで同じ目に２度会ったことがあるんだけど、すごいサービスだよねー。

といことで一仕事終わって旅のドタバタもとりあえず終わりましたのでみなさん遊んで下さい（笑）