MotoGP 第5戦イタリアGP
イタリア人が強い今のMotoGPですが、一番気合い入るんでしょうかね。レース序盤からイタリア人同士の猛烈なドッグファイトでした。序盤にすごかったのが今年Hondaに移籍して好調のマルコ・メランドリで、ロッシやセテをこれでもかと追い上げてトップに立ったときは鳥肌ものでした。最後まで食い下がれなかったのは残念ですが、去年のM1に比べて合っているんですね、水を得た魚状態とでも言うのでしょうか。今後期待したいですね。最後にカピロッシとのバトルに負けたのは残念ですが、1コーナー突っ込みで勝負にいくのはストレートで激早のDucatiに対抗する手段だったかもしれませんね。今インタビューで「入賞出来なくってごめんよ」と言ってます。かなりくやしいようです。
もっと残念だったのはセテ。序盤調子よくトップグループにいたのに、その後転倒リタイヤで彼のシーズンタイトルは黄信号以下になってしまいましたね。イタリア人に囲まれてプレッシャーだったんでしょうかね。今年転倒が目立つのは何か問題でも?と思ってしまいます。
中盤からはクラシックなロッシVSビアッジでしたね。お互いかお互いのチームに移籍してこのバトルを見るのは初めてじゃないかと思いますが、面白かったですね。ビアッジっていいヤツすぎるんでしょうか?強引にインに入って抜いたときにすぐ後ろを見てロッシの存在を確認したりするし、なんかもうちょっとガンガン強引にという場面で引いてしまう場面が目立つ気がします。
あー、ロッシが大学で学位もらったからでしょうか、黒い大学の帽子(ミシュランロゴつき)をかぶって表彰台に登ってます。Ducatiもやっと表彰台ですね。ストレートの速さはピカイチですが、なんかバイクがでかいからかカピロッシが小さいからか見ていて曲がりにくそうに見えました。マルコメとのバトルでは変幻自在のラインで勝負するマルコメに対してストレートのパワー勝負からレイトブレーキングでせっかく抜いたのに立ち上がりでまた抜かれる場面も多かったですね。それでも地元で3位に入れたのでDucatiもカピロッシも最高でしょうね。
終盤ビアッジが逃げかけたのに結果としてロッシが勝ったのは中盤にペースを落としてタイヤを温存したからではないでしょうか。いまレース後のインタビューで、中盤トップに出て逃げ切ることも出来たけどやらなかったなんて言っているので、一人でペースを上げて消費するよりバトルをしても勝てる自信があったんでしょうね。スゴすぎです、この人。
このインタビューですが、最初に英語でインタビューに答えて次に母国語になるんですが、3人ともイタリアなまりの英語でなんとなく我々日本人には聞き取りやすい英語です。難しいことも言わないしレース用語が多いのでファンにはわかりやすし。機会があったら聞いてみるのも面白いと思いますよ。
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引っ越しお疲れ様です。
たまにですが拝見させていただいていました。
以前に二度だけコメントさせていただいたこともあります。
コージと言います。
まだビデオ録画見てないのですが
話を読んでいるうちに、ものすごく見たくなってきました。
昔は、外人ライダーは皆英語バリバリでしゃべっているのものと思いこんでいました。
こっちに来てから、そうじゃないことがわかって
僕が日本語みたいな英語??をしゃべるように
イタリア語・スペイン語みたいな英語だなぁと、チョット安心したりします。
特に125あたりの若い人は、英語話さない人もいそうですね。
流れるように過ぎ去ってしまわず、単文が多くて
感覚的にわかりますね。
いつも職場でハマッている自分がダブリます。
コージさん、どもです。
自分もいつも思いますが、ロッシの英語をあまり聞いているとしゃべり方が写りそうです。いつか皆さんにまねして見せたいですが、面白くないかもなー。