ムービングセール一日目

金曜までは売るものを準備して不安だったんですが、とにかくたくさんものがあってどーなることかと思っていました。
土曜は朝6時に起きて、あちこちに看板出して庭で準備してたら朝８時なのにもう人が現れる始末。Early birdsと言われる人々ですが、噂には聞いていましたがやっぱいるんですね。数名がかなりのものを買い込んでいきました。

自宅前の庭で始めるって告知をcraigslistとかで出したんですが、こういう人たちってどうやら何時から始まって次はどこに行くとか計画を立てて回っている様子で、電話でなんか話しながら忙しそうでした。８時前にはもう人がたくさんでどんどんものは売れるしうれしいやらものを出すのに大変で、ちょっとしたパニック状態。ちょっと落ち着いたのは９時半を過ぎた頃でした。

その後も人が入り込んだり掃けたりを繰り返しながら本当に”マジでこんなもの売れるんですか”みたいなものを買っていってくれるので、本当にありがたいなーと思いましたよ。もちろん値段も格安っつーかただ同然だからってのもあるんでしょうが、なんねんもドサ周りにつかったぼろカバンなんて捨てる同然なのに$1出して買ってくれるってなんかちょっと感動というかね。

値切りのすごかったのはインドやアフガン系、中東系の人で、普通は買うものの値段をまとめてそこからいくらか引くのに、彼らの場合は一つ一つについて値切り交渉、それも半額以下なんで接客が大変でした。いちいち対応していると売ろうとしているものの値段が完全に向こうにコントロールされて多分全部で希望しているものの３割くらいになってしまいます。忙しいのでそれで買ってもらいましたが、本当に彼らは上手です。それでもかなり買ってくれるのはありがたいですが。

近所の人や日本人はあまり値切ってきません。こちらから提示した値切り価格でたいていOKしてくれます。うれしいですね。アジア人でも中国やベトナムの方々は中東の方ほどではないですが値切り交渉すごいです。すでに$1のものを50セントとか別にいいんですが、多分それが楽しいんだと思います。

やっぱり売れ筋は日常使うものでした。食器やキッチン関係のもの、小さめの家具、本は最初に見ていた様子でいいものは最初に消えてしまいました。服とかは日本人の来ているものは地元の人には小さいみたいで、なんか自分が着てたものを子供に当てて買ってたりするのを見るのはちょっと笑えたかも。売りにくいのは飾り物で、ヤードセールに来る人はそういう飾り物を買っても部屋に飾らないのかすでに増えすぎているのか買ってもしょうがないって知っているのか、思ったほど売れません。うちの奥さんはちょっとがっかりだった様子ですが、明日は気合いを入れて売ってみよう（ってどうやって気合い入れるか分からないけど）自分の使っていたもの、それも捨てるかどうか悩むくらいのものが人の手に渡ってまた使われるのはうれしいし、少しでもお金になったのは大変だったけどやってよかったなと。

おっと、念願のビートルも売約成立しました。これはかなりビッグニュースです。大事にしていた車なんでちょいとセンチ入ってしまいますが、知り合いに売れたのでうれしいです。