Ducati 748 インプレ その2


第2回目はエンジンについて。
Ducati伝統のL型水冷ツインエンジンで749ccですね。

低回転では自分で言うのもなんですがちょっと耕耘機みたいなサウンドですが、11500rpmまで回るエンジンは高回転で力を振り絞るようになってて、運が良ければ100馬力到達するみたいですがたいていは90とかそんなもんみたいですね。

6000rpmまでは思ったほどの力を感じません。それでも町中で乗るには十分ですが、6000以下で回っているときにグッと加速したければ1速落としますし、サーキットでは出来ればこれ以上を維持したいところ。750ccですが、低回転は同じ排気量の4気筒に比べると非力です。それも圧倒的じゃないかというくらいですが、こんなもんなんでしょう。4気筒なら600ccクラスと同じレベルだと思いますが、よーいドンで競争したことないのでどっちが早いかなんて分かりません。ただ、サーキットの直線では出口で加速していたCBR600F4iにぴったり付いていくのがやっととか、同じ状況でSV650にはパワーで抜けたとかその程度の経験的な加減しか分かりません。(出口でどれくらい速度がすでに乗っていたかが影響するのでこれもはっきりしないですよね)

魅力はやはり8000rpm以上の回転域ですが、こっちになるとサーキット以外ではなかなか使うこともないもので、もしいつも使っているなら免許の心配とかしちゃいそうです。このあたりにいると鋭く加速しますしあとなんといってもサウンドですね、なんか普通のツインっぽくないというか、本当にSuperbikeの気合い入った音がします。マフラーを変えていた場合はもっと気持ちいいになりますが、これも普段すごくうるさくなるので近所迷惑を心配してしまいます。この理由から最近は標準のマフラーを使っていますが、ちょっと静かすぎるかなとも感じてます。贅沢ですね。

マフラーやROMを交換するとパワーアップするとよく言われますが、多分それは8000rpm以上の話でレースのような極限の状況なら差が出るんじゃないかと思いますが、自分の場合はArrowのカーボンスリップオンと専用ROMに交換してサーキットを走ってみましたがバイクが少々軽くなった以外はほとんど差を感じませんでした。元々標準の設定でかなり振り絞って力を出しているエンジンなので、多分自分がよく使う回転域での差はあまりないのでしょう。ライダーのテクニックの差のほうがよほど大きいのでいじってもあまり差がないと感じてしまいます。

そんな感じで、エンジンについては回してナンボ、回して楽しい系のエンジンですからこの点もやっぱりサーキット向けってことでしょうね。750ccもあるので町乗りでもパワー的には全然問題ないですが、自分としてはやっぱり回してはじめて楽しいと思ってしまいます。


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このページは、Mickが2004年12月27日 19:20に書いたブログ記事です。

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