Tuck & Patti

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日本でも人気のTuck & Pattiのコンサートを聞きにKuumbwaへ行った。(先週と同じ場所)
小さな会場で200人も入れば満員なんだけど、またもや2列目真正面なんて場所で見れた。
何年も前から行きたかったんだけど、Blue Note Tokyoでチケット一枚1万円って言われたら当時は行けなかったのが印象に残っていた。ちなみに今回は一枚21ドル。
アメリカでの人気は日本ほどではないみたいなんだけど、この日も7時と9時の2セットどちらも満員だったみたいで、やっぱり知っている人は多いみたい。でも最新のCDは日本とヨーロッパでは出ているのにアメリカではまだ発売になっていないとかなんとか。
コンサートの方はそりゃもう最高でした。一緒に行ったうちの奥さんなどはワインを飲みながら聴いていたせいかPattiのdeep voiceにうっとりしてたし、自分はTuckの超絶ギターテクニックに空いた口が塞がらない状態が延々と。音楽的なコンビネーションも最高だったり、しゃべりも面白かった。

そのしゃべりなんだけど、Tuck曰く「Pattiが曲が終わって奥に引っ込んだってことはさあ、俺になんか弾いていろってことだよなあ?そりゃいいぜ、なあ。そんじゃあウェス・モンゴメリーの曲をやるんだけどね、この曲はマイ・フェア・レイディーっていって大好きな曲ですげえ気に入っているんだけど、ずっとウェスの曲だと思っていたんだ。とにかく夢中で一音逃さずにコピーしてね。何年か前にレコーディングする機会があってリハーサルでPattiが歌っているのを聞いたんだよ。そしたら彼女がなんか変な風に歌ってるんだよね。おいおい違うよって言ったらスタッフみんなが変な顔してね、よく話を聞いたら違ったバージョンで覚えていたのは自分だけだったみたいでね。ウェスはオリジナルから相当アレンジして録音してたみたいなんだよ」

実際はもっと笑えたんだけどこんな感じの事をしゃべってたよ。
一歩間違えると恥ずかしくなるくらい愛とかをテーマに歌っているんだけどPattiのソウルとTuckのJazz魂と独特のスタイルが融合するスタイルはとても貴重な音楽だと思う。

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このページは、Mickが2004年2月17日 21:43に書いたブログ記事です。

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