McCoy Tyner

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久しぶりに音楽を聴きに行ったんだよね。Jazzピアニスト(なんかそういう肩書きが似合わないな。どっちかと言えばアーチストだと思う)のMcCoy Tynerという人のソロ演奏で、もう内容の方は即興の嵐でどこからそんなフレーズが出てきて、聞いた事あるフレーズが出てきてまた違うのに行ったりもうスゴイの一言。こんな人の演奏が5メートルの距離で聞けるってのもSanta CruzのKuumbwa Jazz centerの特徴なんだけどね。なんでも60年代にジョン・コルトレーンに見いだされてこの世界に入ってきたとか。そう言うのは自分には全く分からないけど演奏を聞けばこの人がどれくらいぶっ飛びかってことはよく分かったし、とても60半ばのじいさんのする事じゃないのは確かだった。のそのそと現れてボソっと少ししゃべったあとはもう演奏の連続、曲間にすこしまたボソっとしゃべることが2回くらいあったけど、あとは本当に演奏だけ。ピアノから弾き出される音の嵐がピアノのふたから反射して聞こえる(なま音)のと、そのふたに写る弦がたたかれる様子が一種のアートでしたな。
来週はTuck&Puttiを同じ場所に見に行く予定。

コメント(4)

Mongo :

ああ、いいねー。McCoy。
わりとよく日本にくるので行こうと思いつつ、いまだ見たことないのです。
なんだこりゃー、すげー!っていうのがよく伝わってくる文でございます。
こんな感じをハービー・ハンコックで味わったことがあります。(彼の真後ろの席だった)

ですよね。もう常人の理解の範囲を超えてらっしゃいます。
ハービーも2年くらい前にサンフランシスコに見に行きましたが、彼は"Future to Future"というアルバムとコンセプトで新しい事に取り組んでいて理解不能のラップ/スクラッチを披露してくれました。一同が”ピアノだけにしとけばいいのに”と今でも行っております。

Mongo :

ハービーほどになると、取り組むことも理解不能で・・・
ピアノ弾くだけであんなにすごいんだから、ピアノ弾いてよ、と私も思うわけです。

まったくです。スクラッチはお願いだから・・・。

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このページは、Mickが2004年2月10日 21:24に書いたブログ記事です。

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