雨期だったのか!

| | コメント(0) | トラックバック(0)

PICT0011.JPGPICT0016.JPG
朝6:30に目覚める。日常ではありえないことだ。窓にはそんなに晴天でもな
い空と花をつけた木。鳥が変な拍子で鳴いてる。結局ウトウトしちゃって8:
00頃朝食へ。パンとお茶のみ。そっかー、卵やベーコンってのはアメリカンス
タイルだっけ?フランスでの朝食はパンとお茶だけだったっか。でも飲み物を
いつもショコラにしてたんだ。ここではカフェかテのみ。紅茶は麦茶っぽい香
りで、カフェはほうじ茶みたいだ。う~。
再び部屋でゴロゴロして9:30頃文化センターへ。皆でタクシーに別れて乗る、
毎回だがギュウギュウだ。で、タクシーについてですが、これがまたちゃんとし
たタクシーってのは無いみたいで、とにかく乗ったり降りたりしてる車を見つけ、
行き先を言ってみて合図をくれたら乗っちゃうという感じ。前述のバンタイプに
多人数乗り込むのや、普通車に7人程度乗り合うのや(コレが大抵大通りのみで
降りたいところで降りて100cf:約25円)、後1500cfのもあるとかいうこ
とですがテキトー。見分けがつかない。まー、我々は「リセ・モリエール!!」
コレのみでした。
大通り、リセ・モリエールの角で降りてまた文化センターまで歩く。結構これが私
にはつらい。川は水が流れているのかどうか分からなくかなり臭いし、車が猛スピ
ードで走っていくので、道端っこの砂部分は歩きにくい。やっと着くと別れて乗っ
たオノテツ・ズッキー組は運良く大通りから小道に折れて会場前まで送ってくれた
みたいで涼しい顔で庭でくつろいでた。う~、ええなぁ。横川さんのワークショッ
プを見学させてもらいながらブラブラ。フランス人のお偉いさん等が視察にきてた
ので挨拶など。
PICT0018.JPGPICT0020.JPG
途中アル&デル(ソープキルズ@レバノンの片割れとキンサシャの歌の上手い人。
この2人が異常に仲がヨロシイ。常に2人で唄ってた。で、名前もわかんなかった
ので密かにアル&デルと呼ぶことに)に、ズッキーと私は中庭に呼び出される。日
本の感じをつかみたいと何か歌って弾いて見せてくれといわれる。私はアカン。明
日の夜にねと言い、ズッキーにその場はお任せした。出だしがなんだかわからない
くらい難しいメロディーで向城の月とか唄ってた。アル&デルは夢見る様な眼差し
でうっとり聴いている。2人の感じがメチャクチャおかしかったが笑うわけにはい
くまい。その後次々とその2人組みはデュエットを聴かせてくれた。や~、すんご
く美しく優しい歌声で乙女のようだ。自然にバラけてボーっとしてるとアルが「マ
ンゴーが木に実って自然に落ちてるから食べよう」とイトケンを誘う。7月の沖縄
旅行で激ウマのマンゴーに出会ったので、いそいそと採りにいってくれた。一つも
らうと甘い!美味しかったけど繊維がメチャクチャ歯に挟まった。参った。そんなこ
とをしてると、ボツっと雨粒が・・・。次第にすんごい量の雨が降り出した。建物
の屋根はトタンなので、ものすごい音量の雨音で人の声も聞き取りにくい。アルは
屋根から流れ落ちる雨に手を差し出しボンヤリして、デルは雨音にも負けないよう
大声で歌ってる。後日、60年代?70年代?風のもじゃヒゲのちっちゃなアルが女の
子にモテモテっつーのを知る。なんだか話してみて納得できた。
今は雨期だそうだ。なんだ、そうなのか。1時間ちょっとだがものすごい土砂降り
だ。外の道はガタガタのアスファルトとグレーの砂なので雨が降ると歩くのが大変
だと言われた。そういえば下水道もなさそうだし、砂が濃い灰色なのはなんだかい
ろんな物が混ざってそうだな。大音量で雷と雨音を聴いてると、以前ネイチャーサ
ウンドとかいうCDをお店でかけてたのを思い出した。アフリカ美術品やアジア小物
まで取り扱うお店で、野豚の鳴き声や亜熱帯のジャングルの雨音など流しながら週
末は来客にシャブリを出してみたりと、まさに混沌としてたな。雨上がりはドロドロ。
でも熱帯の鳥の声も聞こえだして清清しい。もう13:00をまわっているがワークショ
ップの生徒達は熱心に作業を続けたまま。
PICT0022.JPGPICT0024.JPG
なので我々は敷地内の茶店に行く。チキンのフリットとポテトフライとコーク。3人
は同じメニューだったがオノテツは魚に挑戦。しばし待つがなかなか来ない。どうや
らここで作ってるようではなく、どこからかやってくる。我々3人のチキンはそれか
らすぐにきた。案外量も無く食べやすく美味しかった。が、そこからが長かった。オ
ノテツの魚は40分以上来ない。
その間2度ほど、「なんだったっけ?」とか、「付け合せのご飯がいなから塩味のバ
ナナはどうか?(だと思うよ、多分)」等ときかれた。塩味のバナナ!!皆が期待し
て待ってたが、さすがに空腹気味のオノテツはちとキレ気味のように見えた。うはは
は。結局、付け合せはバナナではなく多目のポテトフライだったが、魚はかなり美味
しかったようだ。私が食べたチキンのフリット300cf、コーク250cf。長時間の
ランチを終え外に出ると風が吹いて涼しい。眠くなったのでホテルまで連れて帰って
もらう。その時同乗したフェルディナンに「今夜は、ワークショップの講師とか参加
する面白い演奏会があるぞ」と言われ、私以外の3人はとんぼ返りで文化センターに
行ってました。私はライブまで体力温存の為ぼ~っとテレビを見て過ごす。21:00
頃、ガヤガヤと3人がコーフン気味に帰ってくる。なんだかよくわかんないところに
連れて行かれ、講師は1人だけで後は地元の人の演奏で、何とか入ろうと講師の人も
頑張ったがとても乗れるリズムじゃなくて大変なのがみててわかるというか、とんで
もないお披露目会的なライブ(?)だったと話す、変な物好きの3人はテンション高
め。そのテンションで私もつられてなんだか可笑しかった。確かに行く途中パリみた
いなところが一部あったとか、線路を何人もの人が普通に歩いてたとか、私は良い物
見逃しちゃったのかな?どうやらここはキンサシャだけど中心部ではないみたい。で
もとにかく眠いので、ひとまず寝ますと言いたいところだが、途中からゾンビの映画
を見た。コレがまたメチャクチャ早いスピードで走って追いかけてくるゾンビ!目が
離せない!!数人生き残ってエンディングロールに突入。メチャクチャ明るい音楽。
そこにカットバックで船上で楽しげな人々、島発見!上陸、結局ゾンビがドバッと・
・・ってなんか凄かったっすよ。フランス語だし。ホント疲れました。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 雨期だったのか!

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.omaken.com/mt-cgi/mt-tb.cgi/2425

コメントする

このブログ記事について

このページは、きょうこが2004年11月11日 00:26に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「そろそろ到着 初アフリカ!!」です。

次のブログ記事は「ライブ当日」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.1