劉 慈欣の老神介護を読みました。
劉慈欣といえば三体でお馴染みなわけですが、三体の難しいイメージが強くて「ゴリッとして読みにくい本だったらちょっとなぁ」と4-5ヶ月積読状態にあったこの本ですが、勇気を出して読んでみたらするすると読めてしまったのです。
5本入っている短編集で、2篇の連作短編が2つある(多分)という構成。
表題の老神介護は表題通り、過去地球に生命の種を撒いた人たちが年老いた後地球にやってきて介護をおねだりする、と言う話。
設定がすでにイカれている(褒め言葉)のですが、それにちゃんと付き合う地球人の健気さがなんとも面白い。
とは言え、介護をする代わりに実は交換条件があるのですがそのへん含めて面白い。
で、僕が一番面白かったのは最後の2篇、「彼女の眼を連れて」「地球大砲」
梶尾真治的なセンチメンタリズムというか、SFを利用したすれ違いみたいなそんな感じが日本人好きなんじゃないでしょうかね。
「地球大砲」はそれプラスの大仕掛けで、色々揺さぶられる感じでした。
三体も読まないとですよね。
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