ロバート・A. ハインラインの夏への扉読みましたよ。
こんな有名な古典SFを読んでなかったの?という感じですが、読んでませんでした。
1970年と2000年をタイムリープするという話なのですが、そのタイムリープの方法が結構工夫が凝らされていて、最初「あれ?冷凍睡眠で30年タイムリープってこと?」と思っていたら、それだけでは終わらずにどんどん話が転がっていくところが面白い。
物語の最初に「夏への扉」について説明があって、主人公が飼っている猫が寒い冬に「夏への扉」を探している、というなんともほんわかした説明でそこからぐぐっと引き込まれていきます。
それにしてもこの本1956年に上梓されたらしいのですが、その時点でも未来だった1970年の話を書いていて、更に未来の2000年の話まで書かれているので本当にすごい。
発明品(お手伝いロボットとかCADとか)いろいろ出てくるのですが、それもレトロフューチャーという感じでなかなかに味わい深いです。
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