作編曲家 大村雅朗の軌跡 1951-1997|梶田昌史,田渕浩久 (20191121読んだ)

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

41c7kUCOeuL.jpg梶田昌史,田渕浩久の作編曲家 大村雅朗の軌跡 1951-1997読みましたよ。



この本2年前に出ていて、買おうかなーと思ったんだけど、電子書籍がなく諦めていたのですが、最近出まして。

インタビューによって、大村雅朗さんの人となりがわかるようになっていまして、なかなか興味深い。
最初に松本隆のインタビューがあって、主に松田聖子の曲に関して語っていて、で、大村雅朗への愛があってちょっと人とします。

この人渡辺美里の「Lovin'you」の全編曲をしている人、というイメージずーっといたので、作曲家というイメージはあまりなかったりしたのですが、作曲もなかなかおもしろい曲あるなぁという感じ。
編曲に関してはこの人自分ではあんまり楽器弾いていなくて、結構きっちりスコアを仕上げるタイプなんだろうなぁと思っていたら、リズムに関してはそうでもなさそうな感じでちょっと驚き。

まぁしかし、80年代後半はソニーロックの皆さんとアイドルの皆さんが近かった時代で、僕の中ではそこを支えていた大村雅朗さん、清水信之さんというイメージがあって、この本には清水信之さんも名前がちょいちょい出てきていて本当いい時代。とか思わないことにしたんだった。